リップルが支援する非営利団体「全米仮想通貨協会(NCA)」発足

リップルが支援する非営利団体「全米仮想通貨協会(NCA)」発足(Launch of the National Cryptocurrency Association (NCA), a non-profit organization supported by Ripple)

仮想通貨教育を行う非営利団体が発足

Ripple(リップル)が支援する暗号資産関連の非営利団体である全米仮想通貨協会(National Cryptocurrency Association/NCA)は2025年3月5日に、全米仮想通貨協会(NCA)が正式に発足したことを発表しました。

全米仮想通貨協会(NCA)は、アメリカ国民の仮想通貨リテラシー向上と安全な普及を目的とする非営利団体であり、仮想通貨に関する知識を広めて、誰でも安心して仮想通貨を活用できるように教育活動を行うと説明されています。

NCAは公式発表の中で「仮想通貨はすでに何百万人ものアメリカ人の生活にプラスの影響を与えているが、誤解や誤情報によってその恩恵を十分に受けられない人も多く存在する」と指摘しており、「NCAは仮想通貨を活用する実際の人々や企業のストーリーを共有し、誤解を解消するための教育コンテンツを提供。さらに、パートナーシップやサービスを通じて仮想通貨利用者を支援する」と説明しています。

全米仮想通貨協会(NCA)の発足を発表できることを誇りに思います。NCAは、アメリカ国民が仮想通貨をより深く理解できるよう支援する非営利団体です。

仮想通貨は主流となりつつあり、NCAはその過熱した情報や混乱の中で道を示す存在となります。私たちは、教育・ガイダンス・サポートを提供し、仮想通貨が全米の人々にもたらす影響を明らかにしていきます。

仮想通貨を使っている方、保有している方、または学びたいと考えている方は「NCA.org」を訪れ、日常生活で仮想通貨の恩恵を受けている5,500万人のアメリカ人のストーリーをご覧ください。

リップル社が5,000万ドルの助成金提供

全米仮想通貨協会(NCA)にはリップル社が5,000万ドル(約74.5億円)の助成金を提供しているとのことで、NCAの会長はリップルの最高法務責任者(CLO)であるスチュアート・アルデロティ氏が務めています。

NCAの発足にはリップル社のCEOであるブラッド・ガーリングハウス氏もコメントしていて、「NCAはリップルから独立した団体だが、私たちはその活動を誇りをもって支援している」と語っています。

リップルは全米仮想通貨協会(@NatCryptoAssoc) の発足を支援できることを誇りに思います。

ここ数年で仮想通貨は一気に主流となりました。現在、5,500万人のアメリカ人 が仮想通貨を保有・利用しており、それに加えて「いつ・どこで・どのように活用できるのか?」と興味を持つ人も増えています。

全米仮想通貨協会(NCA)は、特定のブロックチェーンに依存せず、政治的に中立な非営利団体として、仮想通貨技術が日常の中でどのように役立っているのかを伝え、教育と啓発を行っていきます。

(NCAはRippleから独立した団体ですが、私たちはその活動を誇りをもって支援しています。)

仮想通貨活用のガイド的な存在に

NCAは市場調査機関のハリス・ポールと協力して米国内の仮想通貨保有者1万人を対象とした調査を実施した上で「81%の回答者が仮想通貨の将来についてさらに学びたいと考えていることが判明した」と報告しています(詳細な調査結果は3月に発表予定)。

同協会はこのギャップを埋めるため、仮想通貨の基礎を分かりやすく解説する教育コンテンツや、実際に仮想通貨を活用する人々のリアルなストーリーを提供します。

NCAの会長であるスチュアート・アルデロティ氏は「仮想通貨が主流になるかどうかは”もし”ではなく”いつ”の問題だ」と述べており、「NCAは仮想通貨を活用するためのガイドになることを目指す」を語っています。

仮想通貨が主流になるかどうかは、もはや『もし』ではなく『いつ』の問題です。

何百万人もの人々がすでに仮想通貨の恩恵を受けており、オンラインショッピング・国際送金・アプリ・アート・ゲーム制作・金融の未来の構築がより迅速かつ容易になっています。

我々はあらゆる人々の声を届け、責任を持って仮想通貨を活用するためのガイドとなることを目指します。

仮想通貨はこの数年間で広く知られる存在となりましたが、その一方では知識不足や誤情報・偽情報などによって詐欺被害に遭ったり、仮想通貨をうまく活用できていない事例も増えているため、NCAのような教育団体は業界の健全な成長において重要な役割を果たすと期待されます。

NCAの活動を通じて仮想通貨の知識や活用方法が適切に広がれば、仮想通貨の普及・活用も加速すると予想されるため、今後の取り組みなどにも注目です。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=148.99円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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