XRP・SOL・ADAを含む仮想通貨準備金を発表

アメリカのドナルド・トランプ大統領は2025年3月3日に、BTC・ETH・XRP・SOL・ADAなどの暗号資産を含む仮想通貨準備金の創設を大統領作業部会に指示したことを発表しました。

今回の発表はトランプ氏が立ち上げたSNSとして知られる「Truth Social」を通じて発表されたもので、「米国の仮想通貨準備金はバイデン政権から攻撃を受けていた仮想通貨業界を発展させることになるだろう」ともコメントされています。

“米国の仮想通貨準備金に複数のアルトコインが含まれる可能性がある”という噂は以前から囁かれていましたが、今回の投稿ではトランプ氏の公式アカウントから「以下の5銘柄を含む仮想通貨準備金の策定を進めるように指示した」と正式に発表されています。

• ビットコイン（Bitcoin/BTC）
• イーサリアム（Ethereum/ETH）
• エックスアールピー（XRP/XRP）
• ソラナ（Solana/SOL）
• カルダノ・エイダ（Cardano/ADA）

米国の仮想通貨準備金は、バイデン政権から数年間にわたって不正な攻撃を受けたこの重要な業界を発展させることになるでしょう。

これがデジタル資産に関する大統領令で大統領作業部会にXRP・SOL・ADAを含む仮想通貨戦略準備金の策定を進めるように指示した理由です。

私は米国を世界の仮想通貨の中心地にすることを約束します。我々はアメリカを再び偉大な国にします！

もちろん、BTC・ETHといった価値のある仮想通貨も準備金の中核を担います。私もビットコインとイーサリアムが大好きです！

トランプ大統領は2025年1月24日にデジタル資産関連の取り組みを記した包括的な内容の大統領令に署名しており、一連の発表では「暗号資産準備金・仮想通貨諮問委員会の設置・中央銀行デジタル通貨（CBDC）の禁止」などさまざまな取り組みを行なっていく方針が示されていました。

今回正式発表された仮想通貨準備金はこれらの内容と一致するもので、仮想通貨準備金の詳細は2025年3月7日に開催されるホワイトハウス主催の仮想通貨サミットで明かされるとも報告されているため、今後の詳細発表には注目が集まっています。

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ADA・XRP・SOLなどアルトコインが大幅上昇

今回の発表を受けて、ADA・XRP・SOLなどのアルトコイン価格は大幅に上昇しており、記事執筆時点ではADAが71％、XRPが32％、SOLが23％の価格上昇率を記録しています。

また、ADA・XRP・SOL以外のアルトコインでも回復傾向が見られており、過去24時間の価格上昇率ランキングではIOTA・TRUMP・WIFなどのアルトコインやミームコインが値上がりランキングTOP5にランクインしています。

2025年3月3日時点における過去24時間の価格上昇率ランキングTOP6（画像：CoinMarketCap）

上記の価格上昇率ランキングには入っていないものの、BTC・ETHの価格も発表後に大幅上昇しており、記事執筆時点ではBTCが9％、ETHが12％の価格上昇率を記録しています。

仮想通貨市場では先月末頃から大幅な下落が見られていたため、一部では「仮想通貨バブルの終了」を予想する意見も出ていましたが、28日には著名アナリストから「仮想通貨の強気相場はまだ途中段階で、最後の大幅上昇が残されている」といった考えも語られています。

今回の仮想通貨価格上昇はそのような強気相場の再開に対する期待感をさらに高めるもので、SNS上で行われている複数のアンケート調査でも「強気相場はまだ終わっておらず、今後はV字回復＆過去最高値更新の動きが見られる」という意見が数多く出ているため、今後のさらなる回復・上昇には期待が高まってきています。

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Souce：トランプ氏公式アカウント
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル：Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ