バイナンスラボ、YZi Labsにリブランディング|CZ氏も積極的に参画

バイナンスラボ、YZi Labsにリブランディング|CZ氏も積極的に参画(Binance Labs rebrands to YZi Labs with active involvement from CZ)

YZi Labs(イージーラボ)にリブランド

バイナンスラボ(Binance Labs)が、2025年1月23日にX(Twitter)を通じて、YZi Labsにリブランディングすることを発表しました。

バイナンスラボは、仮想通貨プロジェクトを主に取り扱うVCです。2018年にバイナンス創業者のチャンポン・ジャオ(CZ)氏などが中心となって設立され、2024年3月にはバイナンスからの独立が報じられていました。

YZi Labsへのリブランディングの背景として、これまでバイナンスのブランド名を使用してきた一方で、CZ氏がバイナンスから退任したことにより、リブランディングを行うのが適切であると判断したことを報告しています。

新たな社名と投資拡大と共に、2025年をスタートします。

YZi Labsという名前は「イージーラボ(easy Labs)」と発音され、開発者や創業者が未来を切り開くためにイノベーションを「簡単に」実現するという当社の使命を反映するものです。

私たちは先見の明ある創業者を支援し、Web3・AI・バイオテクノロジーなどのイノベーションを推進していきます。

AI・バイオテクノロジーなどに投資拡大

また、投資対象を拡大する旨も明らかにしています。Web3に加えて、AI・バイオテクノロジーなどにも拡大すると発表しました。

YZi Labsのリブランディングにあたって、CZ氏が今後積極的に参画する旨も発表され、投資先のサポートを行う方針となっています。バイナンスラボを離れていた同社の共同創業者であるエラ・ジャン氏が、責任者に復帰することも明らかにされました。

CZ氏は今回の発表にあたって「YZi Labsへのブランド変更は、単なる名称変更ではありません。AIやバイオテクノロジーなどの変革セクターへ視野を広げるという、ビジョンの拡大を意味します」とコメントしました。

また、すでに投資を受けている各社やBNBエコシステムへのサポートは変わらない旨を強調し、リブランディングによって既存のリソース・プログラムなどには影響しないと明らかにしました。

CZ氏、以前からAI・バイオテクノロジーに関心

YZi Labsが投資対象を拡大すると発表したAI・バイオテクノロジーは、CZ氏が以前から関心を示していた分野です。

CZ氏はバイナンスを巡る一連の容疑で服役後、釈放された際にWeb3に加えてAI・バイオテクノロジーに投資を行っていくと公表していました。

(中略)ブロックチェーンおよび分散型テクノロジー、AI、バイオテクノロジーへの投資を継続していきます。私はリターンではなく、影響を重視する長期投資家です。

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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