コインベース、アプリダウンロード数急増|米国で仮想通貨への関心高まる
コインベースのダウンロードランキングが急上昇
米国のApp Storeにおいて、仮想通貨取引所「Coinbase(コインベース)」のアプリがダウンロードランキングで急上昇していることが明らかになりました。
海外仮想通貨メディアThe Blockのデータによると、米国App Storeの無料アプリランキングにおいて、コインベースのアプリは1月初旬に193位だった順位が、20日に21位まで上昇しました。
主に証券などを扱うロビンフッドは、同期間で若干の上昇は見られたものの、コインベースほど顕著ではありません。
コインベース以外でも金融カテゴリでは、バイナンスUS・OKXといった取引所関連のアプリで顕著な上昇が見られています。
この他にもムーンショット、ファントムなどで顕著な伸びが見られました。特にソラナ(SOL)ベースのウォレットアプリであるファントムは、1月初旬に400前後だった順位が、21日時点で15位に位置しています。
ファントムはウォレットに特化したアプリとしては最上位に位置しており、ソラナエコシステムへの関心が高まっていると見られます。
Moonshot利用者も大幅増
仮想通貨関連の検索数も急増、ミームコインの伸びが顕著
アプリのダウンロード数のみならず、米国では検索数でも変化が見られています。検索された数を集計・公開するGoogleトレンドによると、仮想通貨関連の検索数が伸びました。
直近の数日間で「How to buy crypto(仮想通貨の買い方は?)」と検索された数は、過去1年間で100と評価されています。Googleトレンドは、一定期間において相対的な検索数を0(最小)から100(最大)で評価する仕様です。
上記の点から、ここ数日間は過去1年間で最も仮想通貨の購入方法が検索された可能性があります。同期間では、ミームコイン、ソラナなどの言葉でも同様の傾向がみられました。
一方で、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)でも一定の増加は確認されたものの、過去1年間と比較して、同期間における顕著な伸びは確認されませんでした。この点から、特にミームコインおよびソラナへの関心が他のトピックと比較して、高まっている可能性があります。
過去1週間で、ドナルド・トランプ氏およびメラニア・トランプ氏は立て続けにソラナにおいてミームコインを発行し、業界から大きく注目されました。
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Souce:App Store
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
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