機関投資家によるOTC取引が240%増加|ミームコインへの関心高まる

機関投資家によるOTC取引が240%増加、ミームコインへの関心拡大(Institutional OTC trading surges 240% as interest in meme coins grows)

Wintermuteがレポート公開

主要なマーケットメイカーの1つであるWintermuteは、2025年1月17日に公開したレポートで、機関投資家によるOTC取引の需要が高まっていると指摘しました。

WintermuteのOTC現物取引は2024年に313%増加し、仮想通貨取引所における取引量増加幅の140%を上回りました。

WintermuteのOTC現物取引量は、仮想通貨取引所の増加幅を上回りました。

WintermuteのOTC現物取引量と仮想通貨取引所の取引量はともに大幅に増加しましたが、OTCの増加幅が上回っています。

Wintermuteの取引相手として、機関投資家が増加傾向にあります。前年比で240%増加し、機関投資家による平均取引サイズや取引ペアも大幅に増加しました。

上記のような点から、さまざまな指標において、機関投資家の仮想通貨市場への関心が高まっていると指摘しました。

関心が高まっている背景として、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)のETF上場や、規制の明確化と政策の改善などによって、機関投資家にとっての障壁が取り除かれたと指摘しています。

機関投資家の間でミームコイン関心高まる

Wintermuteは、機関投資家がビットコインに次ぐ投資対象を探していると指摘しています。メジャー通貨の取引量が減少した一方で、いくつかの領域で取引量の増加が見られました。特に、ミームコインは前年比で210%増加しています。

機関投資家は、ビットコインの次を探しています。

メジャー通貨の取引量は3%減少しましたが、ミームコインの取引量は210%増加しました。

また、WintermuteのOTC取引量全体に占めるミームコインの割合は7.3%から16.2%に増加しました。投資家はより大きなリターンを求めて、リスクを取る傾向が見られると指摘しています。

一方、レバレッジ取引においては異なる傾向が見られると指摘しました。機関投資家によるレバレッジ取引は増加傾向にありますが、半数以上はビットコインなどの主要な仮想通貨の取引に使用されています。

レバレッジ取引においてはミームコインの存在感は薄く、より確立された仮想通貨が利用される傾向にあります。

この他にもレポートでは、オプション取引にはまだ成長の余地があるという指摘を行っており、2025年の注目のトピックに挙げました。

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Souce:Wintermuteレポート
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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