グレースケール、4つの仮想通貨ファンドを再構成|ADA・SUIなどの追加報告も

4つの仮想通貨ファンドをリバランス

Grayscale(グレースケール)は2025年1月8日に、2024年第4四半期の定期レビューに基づいて同社が運用している各仮想通貨ファンドの資産比率を再構成したことを発表しました。

今回リバランスが発表されたのは以下4つのファンドで、特定銘柄を売却して、Livepeer(LPT)、Curve(CRV)、Cardano(ADA)、Sui(SUI)などの新しい銘柄を追加したことも報告されています。

  • Grayscale Decentralized AI Fund(AI Fund)
  • Grayscale Decentralized Finance Fund(OTCQB: DEFG)
  • Grayscale Digital Large Cap Fund(OTCQX: GDLC)
  • Grayscale Smart Contract Platform Ex-Ethereum Fund(GSCPxE Fund)

グレースケールが8日に発表した各ファンドのリバランス内容・構成資産・比率は以下の通りです(※2025年1月6日時点)。

AI Fundのリバランス内容

AI Fundの運用方針に従い、既存のファンド構成資産をその比率に応じて売却、その売却代金を用いてLivepeer(LPT)および他の既存ファンド構成資産を購入。このリバランスにより、LPTがAI Fundに追加された。

ファンド構成資産 比率
NEAR Protocol(NEAR) 29.93%
Render(RENDER) 20.58%
Bittensor(TAO) 19.03%
Filecoin(FIL) 17.18%
The Graph(GRT) 10.45%
Livepeer(LPT) 2.83%

DeFi Fundのリバランス内容

CoinDesk DeFi Select Indexの運用方針に従い、Synthetix(SNX)や既存ファンド構成資産をその比率に応じて売却、その売却代金を用いてCurve(CRV)や他の既存ファンド構成資産を購入。このリバランスにより、SNXがDeFi Fundから除外され、CRVが追加された。

ファンド構成資産 比率
Uniswap(UNI) 47.88%
Aave(AAVE) 27.87%
Lido(LDO) 9.75%
MakerDAO(MKR) 7.79%
Curve(CRV) 6.71%

Large Cap Fundのリバランス内容

CoinDesk Large Cap Select Indexの運用方針に従い、Avalanche(AVAX)や既存ファンド構成資産をその比率に応じて売却、その売却代金を用いてCardano(ADA)や他の既存ファンド構成資産を購入。このリバランスにより、AVAXがLarge Cap Fundから除外され、ADAが追加された。

ファンド構成資産 比率
Bitcoin(BTC) 73.52%
Ethereum(ETH) 16.16%
XRP 5.05%
Solana(SOL) 3.83%
Cardano(ADA) 1.44%

GSCPxE Fundのリバランス内容

CoinDesk Smart Contract Platform Select Ex ETH Indexの運用方針に従い、既存ファンド構成資産をその比率に応じて売却、その売却代金を用いてSui(SUI)や他の既存ファンド構成資産を購入。このリバランスにより、SUIがGSCPxE Fundに追加された。

ファンド構成資産 比率
Solana(SOL) 55.22%
Cardano(ADA) 20.82%
Avalanche(AVAX) 9.52%
Sui(SUI) 7.93%
NEAR Protocol(NEAR) 3.85%
Polkadot(DOT) 2.66%

なお、グレースケールは昨年末に「2025年第1四半期に高い可能性を持つと期待される仮想通貨トップ20をまとめた最新版リスト」も発表しており、HYPEなどを含む6銘柄をリストに追加しています。

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Souce:Grayscale公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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