AIとトークン化が株式市場に革命|ビットワイズCEOが注目トピックを指摘

トークン化で株式市場に革命

米仮想通貨運用会社ビットワイズ(Bitwise)のCEOであるハンター・ホースリー氏が2025年1月5日に自身のXで、トークン化とAI(人工知能)を次の注目トピックに挙げました。

同氏は1月5日に自身のXで「トークン化は株式市場に革命を起こす可能性がある」と投稿し、革命のポイントは需要サイドだけではなく、供給サイドにもあると述べました。

私はトークン化が、株式市場に革命を起こす可能性があると考えています。これまでトークン化では主に需要サイドに焦点が当てられてきました。一方で、革命は供給サイドにあると私は考えています。

(中略)現在、米国には株式公開市場にアクセスできる企業が約4,600社あります。一方で、米国には1,000万ドル以上(約15億円)の収益をあげている企業が20万社以上あると見られており、株式公開には膨大な規模感が必要なため、多くの企業は株式公開ができません。

こういった企業、つまり供給サイドにとってトークン化は新しい可能性になると考えています。

投稿では、トークン化によって民主化された資本市場が形成され、供給サイドがその可能性を探索できると指摘しています。一例として、ローカルなクリーニング店や理髪店など、従来の金融市場では見られないような小規模事業者への投資機会を挙げました。

また、トークン化は注目のトピックの1つに過ぎないと前置きしたうえで、潜在的に革命的な機会があると述べました。

AIとトークン化の可能性

ハンター・ホースリー氏は上記の投稿を引用する形で、AIとトークン化を組み合わせた可能性について言及しました。

AIによってトークン化された企業が爆発的に増える可能性があると思います。

AIを使用すると、1人の人間が非常にニッチなバージョンのサービスを作成可能です。例えば、カリフォルニア州の規制に準拠するニッチな電気技師向けのソフトウェアといったものが挙げられます。

こういった小規模なニーズに対応するマイクロ・ニッチ企業が急増する可能性があります。こういった企業がトークン化することで、さまざまな利点を得られるでしょう。

AIによって、ニッチなニーズに対応するサービス・企業が誕生し、年間10万ドル(約1,570万円)から100万ドル(約1.5億円)前後の収益を生むような存在が登場すると予測しています。トークン化を行うことで、収益を早期段階で回収できたり、顧客が株主やサポーターになれると指摘しました。

上記のような小規模の事業をトークン化することで、ロングテール資本市場が形成される可能性があると言及しました。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=157.6円)

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Souce:X投稿
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Shutterstockのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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