ひろゆき氏「約7,000万円相当の仮想通貨保有」が判明|保有銘柄と暗号資産に対する見解

「117 ETH」と「52 SOL」を保有か

日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」の開設者として知られるひろゆき氏は2024年3月11日に、ひろゆき氏自身の仮想通貨ウォレット管理画面とみられる画像をX上に投稿して、保有銘柄の一部を明かしました。

投稿された画像から判断すると、ひろゆき氏は2024年3月11日時点で約7,100万円相当の仮想通貨を保有しているようで、画像内ではイーサリアム(ETH)ソラナ(SOL)を保有していることも確認できます。

ETH・SOLの保有枚数は「117 ETH(約7,000万円相当)」と「52 SOL(約114万円相当)」になっていますが、今回の投稿では『賭博として理解してない人以外は手を出すべきではないかな』ともコメントされています。

ABEMA Primeで仮想通貨についてコメント

ひろゆき氏は今回の投稿にもリンクが記載されている「ABEMA Prime」の中でも仮想通貨についてコメントしています。

「長期保有する資産ではない」との見解

同氏は仮想通貨の長期保有には反対しているようで「多少は上がり続けると思うが、下がる時にとんでもない下がり方をするのと、高く上がった後にクラッキングなどでいきなり下がる場合がある」と指摘し、「短期で乗っかる場合は好きにすればと思うが、長期的に持ち続ける資産ではないんじゃないかなと思う」と語っています。

ひろゆき氏はビットコインで懸念されている51%攻撃(*1)などの問題点を指摘していますが、仮想通貨全体がダメになるとは考えていないとのことで、「51%攻撃などの問題が発生すると、ビットコインから別の仮想通貨に変わっていく可能性がある」との見解が語られています。

(*1)51%攻撃:悪意のあるグループや個人がネットワーク全体の採掘速度の50%以上を支配して不正取引を行う攻撃のこと。

価格上昇の背景にはレンディングも?

仮想通貨の価格はこの数ヶ月間で大幅に上昇しており、上昇要因としては一般的に「ビットコインETF」や「半減期」が挙げられていますが、ひろゆき氏は「レンディングの影響も大きいんじゃないかと思っている」とも語っています。

「仮想通貨は税金などの問題で”換金”が意外と大変で、持ちっぱなしの人が多かったが、価格上昇時にはそういう人が売却して価格が下落していた」と説明する同氏は「仮想通貨を預けるだけで利子がもらえるサービスが取引所などで増えたことによって現金化(売却)する人が減り、下落圧力が下がった」との考えを示しています。

利便性低下に対する指摘も

ひろゆき氏は今回の番組の中で「ビットコインの利便性は下がっている」とも指摘しており、具体的には以下のような問題点が挙げられています。

  • 取引所のKYC(本人確認)必須化で現金化するハードルが上がっている
  • 現金化する場合も「いくらまで」などの制限がある場合がある
  • 実際に利用できる場所が限られている
  • ビットコインは決済処理が遅く、手数料も高い

「今の仮想通貨は投機的」とも指摘

また、ひろゆき氏は「現在の仮想通貨は投機的に捉えられている」ということも指摘しており、暗号資産を活用した「Wizardry」の新しいゲームが最近リリースされたが話題になっていないと説明しています。

同氏は「仮想通貨を使うことで、お金を使ったちょっとしたゲームを世界中で作りやすくなっている」と説明しており、「それで楽しいという世界観もあるのにそういう話は全然話題にならず投機的な話しかしないから、”ビットコインは投機だよね”と言われた時に”そうです”となってしまう」と指摘しています。

今回の番組にはビットフライヤーの執行役員である金光 碧氏も出演しており、仮想通貨に関する様々なことが語られています。ひろゆき氏が語った内容は「ABEMA PrimeのYouTubeチャンネル」で視聴することができます。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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