Alchemy Pay:ソラナ仮想マシン基盤のL1ブロックチェーン「Alchemy Chain」ローンチへ
Alchemy Chain(アルケミーチェーン)展開へ
仮想通貨決済ソリューションを提供しているAlchemy Pay(アルケミーペイ)は2024年10月28日に、ソラナ仮想マシン(SVM)を基盤としたL1ブロックチェーンとなるAlchemy Chain(アルケミーチェーン)をローンチする計画を発表しました。
Alchemy Chain(アルケミーチェーン)は、決済分野で高い拡張性を実現することを目的として開発されたレイヤー1ブロックチェーンであり、Alchemy Payの業務ニーズの拡大に対応しながら、仮想通貨と法定通貨の決済統合を革新することを目指していると説明されています。
具体的には、ブロックチェーンを活用した取引とオフチェーンストレージとのシームレスな相互運用を可能にし、進化する決済分野で中核的存在になることを目指しているとのことで、最終目標は法定通貨と仮想通貨がスムーズに共存し、クロスボーダー決済において透明性・安全性・効率性を向上させるシステムを構築することだとされています。
技術的には、取引の信頼性とスピードを確保するためにTrusted Proof-of-Authority(TPoA)と呼ばれるメカニズムを採用、さらに冗長なデータストレージを最小限に抑え、スケーラビリティを最適化するため、アカウントマッピングとデータ同期をシームレスに実現する高度なレイヤー2ソリューションも統合されているとのことです。
ガス代は$ACHや法定通貨で支払い可能
Alchemy Chainでは仮想通貨$ACHがユーティリティトークンとして使用され、ガス代は「$ACH」や「法定通貨」で支払うことができるとされています。
また、オンチェーンで得た収益や利益を法定通貨にスムーズに換金できる仕組みも搭載されており、ユーザーが簡単に利回りを得られるステーブルコイン収益メカニズムも導入されると説明されています。
開発者やプロジェクト向けには「Meme Launchpad」と「Meme Telegram Bot」という2つのツールも提供されます。
「Meme Launchpad」はミームベースのプロジェクトを簡単に作成・ローンチできる直感的なプラットフォームで、「Meme Telegram Bot」はライトモードインターフェースを提供して開発者がエコシステムと簡単に対話できるよう支援すると説明されています。
Alchemy Payの公式発表では「Alchemy Chainは、法定通貨と仮想通貨の架け橋となる一体的でシームレスな決済システムを構築するというAlchemy Payの使命をさらに推進する」と説明されていて、「先端的なブロックチェーン技術を活用することで、仮想通貨決済をより身近にし、デジタル通貨の普及を支援し、グローバルな暗号資産エコシステムの発展に貢献していく」ともコメントされています。
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Souce:Alchemy Pay公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Alchemy Pay公式発表から引用