2024年Q4に成長が期待される仮想通貨トップ20|Grayscaleが新規6銘柄を追加

可能性を秘めた仮想通貨トップ20のリスト更新

米大手資産運用会社Grayscale(グレースケール)のリサーチ部門は2024年9月26日に、高いポテンシャルを秘めた仮想通貨(暗号資産)をまとめた「Grayscale Research Top 20」のリストを更新したことを発表しました。

「Grayscale Research Top 20」は次の四半期に特に大きく成長する可能性を秘めた仮想通貨をまとめたリストで、Grayscaleのリサーチ部門が数百種類のデジタル資産を分析した結果に基づいて作成されています。

具体的には「ネットワークの成長/採用率、将来の重要な出来事、ファンダメンタルズの持続可能性、トークンの評価、トークン供給のインフレ、潜在的なリスク要因」などといった様々な要因に基づいて分析が行われているとのことです。

今回の発表では、この仮想通貨トップ20のリストを更新して新たに6種類のトークンを組み込んだことが報告されており、「新たに追加された6銘柄」と「最新の仮想通貨トップ20リスト」については以下のように報告されています。

新たに追加された仮想通貨6銘柄

  • Sui(SUI)
    革新的なアプリケーションを提供する高性能なレイヤー1のスマートコントラクトブロックチェーン。
  • Bittensor(TAO)
    オープンでグローバルなAIシステムの開発を促進するプラットフォーム。
  • Optimism(OP)
    オプティミスティック・ロールアップに基づいたEthereumのスケーリングプロジェクト。
  • Helium(HNT)
    分散型物理インフラストラクチャー(DePIN)分野のリーダーでもあるSolana上の分散型ワイヤレスネットワーク。
  • Celo(CELO)
    ステーブルコインと決済に焦点を当てた、Ethereumレイヤー2ネットワークへ移行中のモバイルファーストブロックチェーンプロジェクト。
  • UMA Protocol(UMA)
    Polymarketをはじめとする主要なブロックチェーン予測市場(および他のプロトコル)にサービスを提供するオプティミスティック・オラクルネットワーク。

可能性を秘めた仮想通貨トップ20(2024年Q4)

名前(ティッカー) 分野
Bitcoin(ВТС) 通貨
Ethereum(ETH) スマートコントラクト
Solana(SOL) スマートコントラクト
Toncoin(TON) スマートコントラクト
Chainlink(LINK) ユーティリティ&サービス
Near(NEAR) スマートコントラクト
Uniswap(UNI) 金融
Sui(SUI) スマートコントラクト
Bittensor(TAO) ユーティリティ&サービス
Stacks(STX) スマートコントラクト
Aave(AAVE) 金融
Optimism(OP) スマートコントラクト
Arweave(AR) ユーティリティ&サービス
Maker(MKR) 金融
Helium(HNT) ユーティリティ&サービス
Lido DAO(LDO) ユーティリティ&サービス
Akash Network(AKT) ユーティリティ&サービス
Aerodrome(AERO) 金融
Celo(CELO) スマートコントラクト
UMA Protocol(UMA) ユーティリティ&サービス

2024年第4四半期に有望な暗号資産(画像:Grayscale)2024年第4四半期に有望な暗号資産(画像:Grayscale)

なお、Grayscaleは今回のレポートの冒頭で「これらの20銘柄は全て価格変動率が高いため、リスクが高い資産だと見なされるべき」とも述べており、「米大統領選挙は仮想通貨市場にとって重要なリスクイベントになる可能性がある」とも警告しています。

仮想通貨市場は価格変動が激しいため実際に投資する場合には注意が必要ですが、Grayscaleは仮想通貨ETFの展開などでも知られる大手資産運用会社であるため、同社が発表した今回の20銘柄には注目が集まっています。

なお、Grayscaleは9月28日に「過去1週間で利益率が最も高かった仮想通貨トップ10のリスト」も公開しています。

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Souce:Grayscale公式発表
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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