アルトコイン投資、始めるなら今?アナリストが「絶好の買いシグナル」を指摘

今のアルトコインは「家を売ってでも買うべきレベル」

仮想通貨市場ではアルトコインの価格低迷が続いているため、一部では「今回の強気相場ではこれまでのようなアルトコインの価格高騰は見られない可能性がある」と予想する意見も出ていますが、その一方では「今のアルトコインは絶好の投資機会にある」と指摘する意見も出ています。

X(旧Twitter)で33万人以上のフォロワーを有する仮想通貨トレーダーのルーク・マーティン氏(@VentureCoinist)氏は現在のアルトコインに注目している人物の1人で、2024年8月28日には「今のアルトコインは家を売ってでも買うべきレベルにある」と語っています。

同氏は”アルトコインの買いシグナル”に関するチャートが歴史的な水準に達していることを指摘しており、「ビットコインが最後にこの水準に達した際には、その後6ヶ月間で価格が6倍に上昇した」とも説明しています。

アルトコインは現在「家を売ってでも買うべき」レベルにあります。

最後にビットコインがこの水準にあったのはちょうど4年前の2020年夏頃で、その時の価格はその後6ヶ月間で10,000ドルから60,000ドルまで急上昇しました。

強気相場継続のパターンを形成

Xで87,000以上のフォロワーを有する仮想通貨トレーダーのMags氏(@thescalpingpro)もアルトコインの価格上昇を予想している人物の1人で「アルトコインの時価総額チャートでは、強気相場継続を意味する”下降ウェッジパターン”が形成されている」と指摘しています。

同氏は「アルトコインが現在の下落トレンドを抜け出した場合には、素晴らしい上昇ラリーが引き起こされることになるだろう」と語っています。

アルトコインの時価総額は下降ウェッジパターンを形成しています。これは強気継続のパターンです。

ブレイクアウトしたら素晴らしい上昇ラリーを誘発するでしょう。

記事執筆時点におけるアルトコイン全体の時価総額は約5,780億ドルとなっていますが、Mags氏は本日30日の投稿で「ブレイクアウトした場合にはアルトコインの時価総額が4兆ドルまで増加する」との予想を示しているため、これが実現した場合には多くのアルトコインで大幅な価格上昇が見られる可能性があると予想されます。


アルトコイン上昇は「BTC・ETHの回復」が鍵?

ルーク・マーティン氏やMags氏はアルトコインの価格上昇を予想していますが、仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)の元CEOであるアーサー・ヘイズ氏からは少し異なる意見も出ています。

これはアーサー・ヘイズ氏が2024年8月13日に公開したブログ記事の中で語られたもので、「アルトコイン市場はビットコインとイーサリアムがそれぞれ70,000ドル(約1,013万円)と4,000ドル(約58万円)を決定的に突破した後にのみ回復する」との見解が示されています。

Mags氏が掲載しているチャート画像から判断すると、アルトコインがブレイクアウトするまでにはもうしばらく時間がかかるようにも見えるため、それらを総合的に踏まえて考えると「BTCETH価格が大幅上昇した後に、それらの資金がアルトコインに流れて、アルトコインの本格的な強気相場が始まる」という流れが予想されます。

記事執筆時点のBTC・ETH価格は「BTC=約855万円、ETH=約36万円」であるため、アーサー・ヘイズ氏が重視する価格には届いていないものの、依然としてBTC・ETHの価格上昇を予想する意見は多いため、今後の値動きには注目が集まっています。

※価格は執筆時点でのレート換算(1ドル=144.81円)

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執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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