Mac利用者は要注意|仮想通貨を盗むマルウェア「AMOS」の脅威再び

Mac利用者の仮想通貨を狙うマルウェア「Atomic macOS Stealer(AMOS)」が再び脅威をもたらしていることが、サイバーセキュリティ企業「Moonlock Lab」の報告で明らかになりました。

Atomic macOS Stealer(AMOS)は、MacOSを搭載したデバイスから仮想通貨ウォレットなど様々な機密情報を盗み出そうとするマルウェアであり、昨年5月にはテレグラムを通じてこのマルウェアが販売されていることも報告されていました。

Moonlock Labの報告によると、現在はAMOSの亜種が配布されているとのことで、Google広告を悪用した詐欺も行われていると報告されています。

注目すべきは「新しいAMOSマルウェアにウォレットアプリを複製してユーザーから仮想通貨を盗む新しい機能が追加された」という点で、ハードウェアウォレットLedger(レジャー)が提供する「Ledger Live」のクローンに関する報告もなされています。

また、他の仮想通貨ウォレットアプリの複製版も作成される可能性があるとのことで、仮想通貨保有者に対して注意喚起がなされています。

特に、仮想通貨やデジタル資産のヘビーユーザーであるゲームコミュニティは犯罪者の標的にされることが多いとのことで、攻撃者はゲームプラットフォームに偽の求人情報を投稿したり、偽の報酬でゲーマーを騙そうとする傾向があると説明されています。

仮想通貨を盗もうとする詐欺師や攻撃者の手口は巧妙化してきており、数多くの注意喚起がなされているにも関わらず、毎年多くの被害報告がなされているため、仮想通貨を保有している場合は最新情報を定期的にチェックして、詐欺被害を避けるための対策を講じることが重要です。

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Souce:Moonlock Lab報告
執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル画像:Freepikのライセンス許諾により使用

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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