仮想通貨ウォレットのMetaMask（メタマスク）は2024年8月21日に「Send & Swap（送金＆交換）」と呼ばれる新しい機能の提供を開始したことを発表しました。

Send & Swap（送金＆交換）は、メタマスクのウォレットから仮想通貨を送金する際に「別トークンとの交換」と「相手への送金」をまとめて行うことができる機能となっています。

ユーザーは仮想通貨送金時に「相手が受け取るトークン」を選択することが可能で、この機能を利用すれば「ETHを送金して、受け取り相手はそのETHをUSDCで受け取る」といったことができるようになっています。

なお、この機能は記事執筆時点で「拡張機能版のメタマスク」でのみ利用可能となっていますが「メタマスクのスマホアプリ」と「MetaMask Portfolio」でも近日中に利用可能になると報告されています。

メタマスクでもっと穏やかに

新機能「送信＆交換」のご紹介。仮想通貨の送信とトークンの交換を一度に行うことができます。美しい癒しの体験です。

現在は、メタマスクの拡張機能における全てのスワップ対応ネットワークで利用可能です。モバイル版とポートフォリオ版も近日対応予定です！

Send & Swap（送金＆交換）の機能を利用すれば「借りたDAIを返したいけどETHしか持っていない」という場合などの交換＆送金作業を簡素化することができると説明されています。

また「友人と仮想通貨決済を割り勘する場合」にもこの機能が役立つ可能性があり、「あまり有名ではないミームコインをETHに変換して別アカウントに送金する際」や「QRコードを用いてステーブルコインでチップを贈りたい場合」などにも同機能が役立つとされています。

「送金する仮想通貨」と「相手が受け取りたい仮想通貨」が異なる場合には、”仮想通貨をDEXなどで交換してから送金する”という作業が必要でしたが、Send & Swap機能を利用すれば交換＆送金の作業を一度で完結することができるため、仮想通貨の使用がより便利になると期待されています。

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Souce：メタマスク公式発表
執筆・翻訳：BITTIMES 編集部
サムネイル画像：メタマスク公式発表から

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ