イーサリアム共同創設者に送金された「動物系ミームコイン」の向かう先

イーサリアム(ETH)共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏が動物系ミームコインの売却益を寄付したと、2024年8月15日にX(Twitter)にて公表しました。

Xの投稿に添付された領収書には、ブテリン氏が約7,700万円に相当するETHを「Effective Altruism Funds」という動物福祉基金に送付したことが記されています。

慈善活動への寄付が完了しました。過去1年ほどの動物系ミームコインの売却益を元にしています。とはいえ、本当はミームコインのプロジェクトからそのまま寄付されるのが望ましいです。

今は2024年です。もっと洗練された慈善活動もできるでしょう。

ミームコインのプロジェクトでは、ヴィタリック・ブテリン氏のウォレットアドレスにトークンの一部を送付する事例が多数見られます。これはヴィタリック・ブテリン氏が売却を行うことで話題になることが多く、プロモーション効果を期待できるためです。

上記の背景から、ヴィタリック・ブテリン氏がミームコインを売却し、慈善団体に寄付するといった流れはこれまでも見られました。

なお、上記の寄付を知らせる投稿は、Neiro(NEIRO/First Neiro On Ethereum)のアカウントが、ヴィタリック・ブテリン氏が8月5日に約1,700万円相当のNEIROの売却を行ったことを公表した投稿に返信する形で行われています。

今回の寄付された7,700万円には、NEIROの売却益も含まれていると推測されます。

イーサリアムの創設者であるヴィタリック・ブテリン氏が、NEIROを40ETHで売却しました。収益は慈善活動に寄付されます。Neiroに変わって寄付してくれたヴィタリック・ブテリン氏に感謝します。

Neiroは、ドージコイン(DOGE/Dogecoin)のモチーフになった「かぼすちゃん」の後輩犬である「ねいろちゃん」をモチーフにしたミームコインです。

ヴィタリック・ブテリン氏は、自身のブログにおいて理想的なミームコインについて「インサイダーや開発者が収益を上げるのではなく、公共財をサポートするようなミームコインが望ましい」という見解を述べました。

一方で、過激な政治運動をモチーフにしたり、詐欺や不正を目的として発行されるミームコインが存在することを指摘し、これらに興味がないと表明しています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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