マイニングの米マラソンデジタルが1億ドル相当のビットコイン購入、完全HODL戦略を採用
2024-07-26
MARAが1億ドル相当のビットコイン購入
米ナスダック上場のビットコインマイニング企業であるMARA(マラ:旧名マラソン・デジタル・ホールディングス)が、1億ドル相当のビットコインを購入したことを7月25日発表した。また同社は、現在バランスシート上に2万BTC以上を保有していることも併せて発表している。
同社は発表にて、ビットコインの財務方針として完全なHODLアプローチを採用するとした。同社事業によってマイニングした全ビットコインを保持し、定期的に公開市場での戦略的なビットコイン購入を行うとも伝えている。
なおHODL(ホドル)とは、暗号資産を短期で売買せず、保持をし続けることを意味したネットスラングだ。HOLDのスペルミスと言われているが、後付けで「hold on for dear life(親愛なる人生のためにしがみつく)」とした意味がつけられたとされている。
ちなみにMARAは上場企業としては世界で2位のビットコイン保有量となっている。1位はマイクロストラテジー(MicroStrategy)で、その保有量は断トツの226,331BTCとなっている。
関連ニュース
- ビットコインマイニングのマラソンデジタル、ケニアのエネルギー石油省と提携
- 米マイニング企業マラソン、ビットコイン(BTC)のL2ネットワーク「Anduro」をローンチ
- 米マイニング企業マラソン、ブロック生成時の取引検閲を取りやめ
- 米ジャージーシティ、年金基金をビットコインETFに投資へ
- ドイツ当局、ビットコイン売却で28.8億ドルの収益
参考:MARA
images:iStocks/Cemile-Bingol
参照元:ニュース – あたらしい経済