テレグラムの「TON」、ビットコイン間のトークンブリッジサービス「トンテレポートBTC」発表
TONとビットコイン間のトークンブリッジサービス
パブリックブロックチェーン「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」とビットコインネットワーク間のトークンブリッジサービス「トンテレポートBTC(TON Teleport BTC)」が、「TON」公式Xアカウントより7月18日発表された。
なお発表によると「トンテレポートBTC」は、今年後半にローンチ予定とのことだ。
同サービスによりユーザーは、BTCを「TON」上の分散型取引所(DEX)やレンディングプラットフォームで使用可能になるとのこと。
なお「TON」上のBTCは、実際のBTCによって100%裏付けられているという。
また「TON」とBTC間には中介業者が存在しない為、ユーザーは直接BTCのブリッジを行うことが可能とのことだ。
Want to unlock new potential for your Bitcoin ₿ on #TON?
— TON (@ton_blockchain) July 17, 2024
Introducing TON Teleport BTC, aiming to enhance Bitcoin utility on TON!
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オープンネットワークとは
「TON」は、メッセージングアプリのテレグラム(Telegram)の創設者が開発を開始したブロックチェーンプロジェクト。2020年に米国証券取引委員会(SEC)の規制により開発は中止されたが、その後「TON財団」が開発を引き継ぎ、今に至る。
なお同チェーンは、テレグラム内で利用されている分散型プラットフォームで、1秒あたり数百万件のトランザクション処理(TPS)を備えた拡張性の高いフレームワークとなっている。
また同チェーンは「テレグラム」でweb3エコシステムを構築し、2028年までに8億人のユーザーがデジタルIDやデータ、資産を所有可能にすることを目標としている。
その他にも「TON」を基盤にしたアプリケーション開発を支援する「オープンプラットフォーム(The Open Platform:TOP)」が、「ポリゴン(Polygon)」の開発を主導する「ポリゴンラボ(Polygon Lab)」と提携し、EVM(イーサリアムバーチャルマシン)環境をサポートしたL2ブロックチェーンを開発することが7月10日に発表されている。
なお国内において、暗号資産TONはビットポイント(BITPOINT)、オーケーコインジャパン(OKCoinJapan)、ビットトレード(BitTrade)にて取り扱われている。
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参照元:ニュース – あたらしい経済