カルダノ開発企業「ブエノスアイレス大学法学部」とMOU締結|アルゼンチンで提携進む
Cardanoブロックチェーンの活用機会を探る
カルダノ(Cardano/ADA)の開発企業である「Input Output」が、アルゼンチンの国立総合大学であるブエノスアイレス大学の法学部とMOU(覚書)を締結したことが明らかになりました。
Input Output(IOHK/IOG)のチーフ・オブ・スタッフ(補佐役)であるJ.J. Siler氏は2024年6月8日にこの時の画像を投稿して「Input Outputを代表してブエノスアイレス大学の法学部とMOUを締結した」と報告しています。
同氏によると、2024年12月にはブエノスアイレス大学でカルダノ憲法制定会議が開催されるとのことで、学生や教授がカルダノブロックチェーンの活用機会を探ることになると説明されています。
Today, I was pleased to sign an MOU with the Faculty of Law at the University of Buenos Aires (@DerechoUBA) on behalf of @InputOutputHK to host the #Cardano Constitutional Convention at UBA in December 2024 and explore opportunities for students and professors to utilize the… pic.twitter.com/4icxpRJelt
— J.J. Siler (@jj_siler) June 7, 2024
本日、私はInput Outputを代表してブエノスアイレス大学の法学部とMOUを締結し、2024年12月にブエノスアイレス大学でカルダノ憲法制定会議を開催し、学生や教授がカルダノブロックチェーンを活用する機会を探ることに合意しました。
この取り組みの実現に向けて支援と努力をしていただいたブエノスアイレス大学法学部長のレアンドロ・ベルガラ博士と、学生連携・社会革新局のア・クリスティーナ・カレラス・ロボに感謝を申し上げます。
このプロセスを通じて、揺るぎない支援とガイダンスを提供してくださったアレックス・ペストシャンカー、ルーカス・マキアベリ、マウロ・アンドレオリにも感謝を申し上げます。アルゼンチンやラテンアメリカを拠点とする素晴らしい才能の持ち主たちと共に、健全なお金の未来を築いていくことを楽しみにしています。
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エントレ・リオス州との提携に関する公式発表も
2024年3月29日には「カルダノ財団がアルゼンチン北東部のエントレ・リオス州知事であるRogelio Frigerio氏と面会したこと」なども報告されていましたが、今月6日にはこの件についてカルダノ財団からの公式発表も行われています。
カルダノ財団の公式発表によると、カルダノ財団はエントレ・リオス州と協力してブロックチェーンの普及に取り組んでいくことを予定しているとのことです。
We are delighted to announce a new partnership in Argentina!
Following a public signing between @frigeriorogelio and @rafaelfraga_f, the #CardanoFoundation is collaborating with Entre Ríos state to further #blockchain adoption.
¡Viva la comunidad y la blockchain! pic.twitter.com/cshxrRjOe4
— Cardano Foundation (@Cardano_CF) June 5, 2024
アルゼンチンにおける新たなパートナーシップを発表いたします!
Rogelio Frigerio氏とRafael Fraga氏の公開署名に続き、カルダノ財団はエントレ・リオス州と協力してブロックチェーンの普及を促進します。
アルゼンチンは仮想通貨にも積極的で、最近では「アルゼンチンの証券取引委員会(CNV)がビットコインを法定通貨として採用しているエルサルバドルのデジタル資産委員会(CNAD)と会合を開いたこと」も報告されています。
今年3月に地元メディアで報じられた内容では、カルダノ財団とエントレ・リオス州の連携で「デジタルIDの実現、教育記録におけるブロックチェーン活用、公共サービスで取引コスト・複雑さ・時間を削減するための公開情報管理」などが検討されているとも報告されているため、今後はアルゼンチンでカルダノの技術活用が加速する可能性があると考えられます。
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