コインベースの米国外取引所、BLUR・SEI・UNIを無期限先物取引で取扱いへ
コインベースがBLUR・SEI・UNIの無期限先物を提供へ
コインベースインターナショナルエクスチェンジ(Coinbase International Exchange)およびコインベースアドバンスド(Coinbase Advanced)提供の「パーペチュアル取引(永久先物取引/無期限先物取引)」対応銘柄に、ブラー(BLUR)・セイ(SEI)・ユニスワップ(UNI)の3銘柄が追加される予定だ。コインベースインターナショナルエクスチェンジの公式Xアカウントより3月8日発表された。
なおSEIについては今年1月に取り扱い予定が発表されていたが、開始が延期されていた。
発表によるとBLUR・SEI・UNIの取り扱いは3月14日10:00(UTC)以降に開始されるとのこと。取引ペアについてはBLUR-PERP、SEI-PERP、UNI-PERPとなる。
コインベースインターナショナルエクスチェンジとコインベースアドバンスドは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が米国外で展開する取引所だ。
なお機関投資家向けのインターナショナルおよび個人投資家向けアドバンスドが提供する「パーペチュアル取引」では合計23銘柄を取り扱っている。
対象銘柄はビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ソラナ(SOL)、アバランチ(AVAX)、ライトコイン(LTC)、リップル(XRP)、カルダノ(ADA)、チェーンリンク(LINK)、ドージコイン(DOGE)、ステラ(XLM)、ポリゴン(MATIC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、オプティミズム(OP)、アービトラム(ARB)、イーサリアムクラシック(ETC)、セレスティア(TIA)、インジェクティブ(INJ)、アプトス(APT)、ファイルコイン(FIL)、スイ(SUI)、インターネットコンピューター(ICP)、ポルカドット(DOT)、ニア(NEAR)だ。
「パーペチュアル取引」とは、現物と先物、CFD(差金決済取引)の特徴を併せ持つデリバティブ取引だ。従来の先物取引では契約時に決済満期日と、その日にいくらで売買するのかを決定するが、パーペチュアルには限月が無く、無期限に建玉を保持することが可能となっている。
なおインターナショナルでは現物取引も提供しておりBTC-USDC、ETH-USDCの取引ペアが取り扱われている。
コインベースインターナショナルの「パーペチュアル取引」は、昨年第4四半期に160億ドル(約2.4兆円)の想定元本が取引されたとのことだ。想定元本は、デリバティブ取引やスワップ取引において、金利計算のために用いられる名目上の元本のことを指す。
@CoinbaseIntExch will add support for Blur, Sei, and Uniswap perpetual future contracts on Coinbase International Exchange and Coinbase Advanced. The opening of our BLUR-PERP, SEI-PERP, and UNI-PERP markets will begin on or after 10am UTC on 14 MAR 2024. pic.twitter.com/R5CkpFw0WE
— Coinbase International Exchange (@CoinbaseIntExch) March 7, 2024
関連ニュース
- コインベースの米国外取引所、ICP・DOT・NEARを無期限先物取引で取扱いへ
- コインベースの「アセットリカバリーツール」、BNBスマートチェーンとPolygonのサポート開始
- 米コインベース、ビットコイン保有量が100万BTC突破=アーカム
- コインベース、堅調な取引で2年ぶりに黒字を計上=ロイター
- コインベースとSEC、「暗号資産か証券か」で米法廷にて対立=ロイター
images:iStocks/Ninja-Studio
参照元:ニュース – あたらしい経済