Brave RewardsのBAT報酬「Solanaウォレット」でも受取可能に
最初は招待制、最終的には全ユーザーに解放
仮想通貨報酬機能・広告排除機能などを備えたプライバシー重視のWeb3ブラウザ「Brave(ブレイブ)」は2024年2月22日に、Brave RewardsのBAT報酬がソラナ(Solana)基盤の自己管理型ウォレットでも受け取れるようになることを発表しました。
Brave(ブレイブ)は、仮想通貨報酬機能・広告排除機能・仮想通貨ウォレットなどといった様々な機能を備えた次世代型ブラウザであり、広告閲覧で仮想通貨BATを獲得できる「Brave Rewards」という機能が搭載されています。
日本でブレイブを利用している場合、獲得したBATは暗号資産取引所「ビットフライヤー」のアカウントで受け取ることができるようになっていましたが、今回はこのBAT報酬を「Solana基盤の自己管理型ウォレット」でも受け取れるようになることが報告されています。
BAT報酬をSolanaウォレットで受け取れる機能は「招待を受けた一部のユーザーのみ」が利用できるようになっているものの、最終的には世界中のBraveユーザーが利用できるようになると説明されています。
Solanaを活用したオンチェーンBrave Rewardsがついに発表されました 最終的には世界中のBraveユーザーの皆様が利用可能になりますが、まずは一部の招待ユーザーからのオプション提供となります。近日中に日本語Blogを更新して詳しい内容をお知らせいたします。 https://t.co/vQosvYb8f8
— Brave Software: Japan (日本語) (@BraveSoftwareJP) February 26, 2024
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Phantomなどのウォレットも利用可能
SolanaウォレットでBAT報酬を受け取る場合には、自分のSolanaウォレットを「Brave Rewards」に接続する必要があるとのことで、ウォレットは「Brave Wallet」に加えて「Phantomなどの外部ウォレット」も利用できると報告されています。
接続したSolanaウォレットでBAT報酬を受け取る際には、Solanaのトークン規格を採用した「SPL-BAT」のSolanaアドレスに直接オンチェーンで入金される仕組みとなっています。
これによって自分のウォレットで直接BAT報酬を受け取ることが可能で、これまで通りビットフライヤーなどのアカウントでBAT報酬を受け取りたい場合には、これまで通りの方法で報酬を受け取ることもできるとされています。
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Solanaを選んだ理由は?
ソラナ(Solana/SOL)を採用した理由としては「トランザクション速度が速く、手数料が安いこと」が挙げられており、これによって何十万人ものユーザーにBAT報酬を配布する際のコストを削減できると説明されています。
獲得したBAT報酬は自分のウォレットで完全自己管理することが可能で、以下のような様々な用途で使用することもできると説明されています。
- Braveクリエイターへの支援に使用
- Brave Walletのスワップ機能を使用して様々なトークンと交換
- Bonfidaから「.SOL」ドメインを購入
- SPL-BATをOrca流動性プールに入金して取引手数料を獲得
- SPL-BATでNFTをミントして購入
- 好きなクリエイターをオンチェーンでサポート
Braveでは続々と新しい機能が追加されており、これまでには仮想通貨を法定通貨に交換できる「オフランプ機能」、NFT保有者限定で通話できる「トークンゲート機能」、Google・Bingに依存しない「独自の画像・動画検索機能」なども発表されているため、今後の新たな発表にも注目です。
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(Brave発表)