Astar zkEVM「秋元康氏の新アイドルプロジェクト」で技術活用|トークン発行も予定
アイドルプロジェクトで「Astar zkEVM」を採用
Astar Network(ASTR)のファウンダーである渡辺 創太氏が率いるWeb3開発企業「Startale Labs」は2024年2月7日に、秋元 康氏を総合プロデューサーとするアイドルプロジェクトと戦略的パートナーシップ契約を締結したことを発表しました。
このアイドルプロジェクトは「アソビシステム・ツインプラネット・W TOKYO・Y&N Brothers」による合弁会社「株式会社YOAKE entertainment」が手掛けるプロジェクトで、今回の発表では「渡辺 創太氏がYOAKE entertainmentの取締役に就任したこと」も報告されています。
今回の提携は「トークンを用いたアイドル経済圏の確立」と「グローバル化」に向けたもので、アイドルプロジェクトとトークンのWeb3基盤では、イーサリアムレイヤー2である「Astar zkEVM」が使用されるとも説明されています。
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トークンを活用した男性アイドルグループを創出
株式会社YOAKE entertainment(ヨアケ・エンターテインメント)が手がけるアイドルプロジェクトは、秋元 康氏総合プロデュースのもとで新しい男性アイドルグループの創出・育成を行い、新たなエンタメ経済圏の創造とグローバル化をWeb3技術で実現するプロジェクトとなっています。
このプロジェクトでは、ファンとアイドルの関係を根本的に変えるために「Astar zkEVMを活用したトークン」が導入される予定で、世界中のファンが地域や言語の壁を超えてアイドルグループを応援できるようにすると説明されています。
このトークンは暗号資産取引所で売買できるだけでなく、アイドルグループをサポートする活動でも獲得できるようになる予定で、具体的には以下のような活動がトークン獲得に直接結びつくエコシステムの構築が計画されています。
- 楽曲の視聴
- CDやグッズの購入
- イベントへの参加
- ユーザー生成コンテンツ(UGC)の投稿
- キャンペーンの参加
また、同プロジェクトでは世界中の誰もがトークン経済に簡単に参加できるようにするために、多言語でのプロジェクト展開・プロモーションが行われる予定です。
将来的には、既存のアイドルグループにもトークンが導入される予定で、トークンを活用したグローバルなエンタメ経済圏を拡大し、象徴的なブロックチェーンのユースケースを確立することを目指すと説明されています。
なお、秋元 康氏は「IDOL3.0 PROJECT」と呼ばれる女性アイドル創造プロジェクトでも総合プロデューサーを務めており、同プロジェクトでは「NIDT」という暗号資産を発行、昨年10月には女性アイドルグループ「WHITE SCORPION」も誕生しています。
NIDTの詳細はこちら
秋元康氏・渡辺創太氏のコメント
「株式会社YOAKE entertainment」の総合プロデューサーである秋元康氏と、「スターテイル・ラボ」のCEOである渡辺創太氏は、今回のパートナーシップについて次のようにコメントしています。
【秋元康氏】
僕が創太くんに興味を持っているのは、僕がよく分かってないからなんです。だからこそおもしろいと思ってます。未来には、今や過去を否定したものが必ず出てくるはずです。僕が理解できることは、つまり過去や今にあるもの。
僕が創太くんに「Web3を使ってこういうことをやろうよ」というのは想像できる範囲だからおもしろくないと思ってます。
“この人に出会わなければ考えられなかったこと”に出会うことが新しい可能性。
創太くんにはそれを期待しているし、グローバルで勝つコンテンツができる未来があると考えてます。
【渡辺創太氏】
数々の社会の変動と向き合いながら、常に日本のエンターテインメントの第一線で活躍している秋元さんが生み出すコンテンツを、自分たちのWeb3プラットフォームにのせて発信することが今から楽しみです。エンタメとWeb3テクノロジーをかけ合わせることで、アクティビティをブロックチェーンに記録し、特定の行動を行った方向けのインセンティブ設計や、イベントに世界中の誰もが参加することが可能になります。
エンタメコンテンツの可能性を広げ、グローバルで勝負していきます。
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