「VeryLongAnimals」ファウンダーAkim氏にベリーロングな次世代コミュニティのビジョンをインタビュー

今回は、VeryLongAnimals(以下、ベリロン)を立ち上げたファウンダーのAkim氏(@gdvonly)にインタビューを行いました。

  • ベリロンは現在どのようなことを行っているの?
  • ナイジェリアではどんな活動をしているの?
  • 今後はどのようなプロジェクトを構想しているの?

などの疑問にお答えいただき、Akim氏の活動内容をお伝えしていきます。

これまでにない画期的なNFTプロジェクトに参加したい方や、ダイナミックな海外のプロジェクトに興味のある方はぜひ最後までご覧ください!

コミュニティ活動の総合格闘技化 VeryLongAnimals Z

VeryLongAnimals Z
引用:VeryLongAnimals X公式

Q. 現在どのようなNFTプロジェクトを展開しているのでしょうか。

現在は、VeryLongAnimals Z(以下、ベリロンZ)というNFTコレクションを展開しています。
ベリロンZの新しい点は、NFTの「Play to Get(遊んで手に入れる)」ができることです。

これまで、PFP系NFTの常識は「NFTを手に入れてから遊ぶ」というものでした。
その仕組みでは、純粋にコンテンツが好きだけどお金を持っていない学生等は集まりにくいという課題がありました。

そこで、ベリロンZではコミュニティで遊んだ分だけNFTが手に入る可能性が高まる仕組みを構築しています。
コミュニティで遊ぶと「ポテト」(オンチェーン化を計画中)というポイントを獲得でき、その「ポテト」を支払うことでNFTを獲得することができます。
参加した方が発揮できるスキルや面白さ、時間等、お金以外の多くの指標をもとにNFTを獲得できる点が総合格闘技と読んでいる所以です。

もちろん、お金に余裕がある人は二次流通等でもNFTを獲得することができます。
このように、お金以外の価値を生み出す人にもスポットを当てつつ、誰でも参加できる仕組みを作り、長く続くプロジェクトを目指しています。

Q. ベリロンは国内外で盛り上がっていますが、コミュニティを運営することにおいてどのような点を意識しているのでしょうか。

短期的に盛り上げることは、それほど難易度は高くないと感じています。
やはり難しいのは、いかにプロジェクトを長く続いていくものにしていくか、だと考えています。

そのため、コミュニティを短期的に盛り上げるというより、どうすれば人が日常的、習慣的に参加することができるかという点を意識しています。

可能性に満ち溢れている国 ナイジェリアでの活動

引用:Akim氏 X公式

Q. 現在ナイジェリアではどのような活動をしているのでしょうか。

現在は、ベリロンコミュニティメンバーのふぇね氏(@0xfene)が、web3特化のQA(品質保証、デバッグ)事業を立ち上げています。
こちらはweb3領域やゲーム領域に特化したQA専門チームがテストを一気通貫で行い、web3プロダクトを"ダイジョウブ"にするものです。

このように、コミュニティメンバーが自立的に事業を立ち上げていくことも、ベリロンの特徴の1つです。
また、ベリロンには自分で会社を立ち上げている方も多く参加しています。

その方々がコミュニティで遊んでいる内に、コミュニティ内で立ち上がった新たなプロジェクトへジョインすることも多いです。

ナイジェリアのポテンシャルを非常に感じており、自分自身も現在さまざまな事業の立ち上げに向けて進めています。

web3特化のQAサービス『ダイジョウブ』:https://web3qa.daijobu.io/

Q. 世界の中で、なぜナイジェリアでの活動を選択されたのでしょうか。

ベリロンがナイジェリアで認知が広まったことと、ナイジェリアが持つポテンシャルがとても高いためです。

ナイジェリアは人口が2億人ほどおり、平均年齢は驚異の18歳で暗号資産の普及率は30〜40%と言われています。
ブロックチェーン産業への熱量は凄まじく、沢山の若くて活気のある人がいるコミュニティを育てるのにナイジェリアはうってつけでした。

加えて、日本とナイジェリアが交流することで、新たな価値を創出していくことも期待しています。

今後の活動の展望

VeryLongAnimals ナイジェリア
引用:VeryLongAnimals X公式

Q.今後の活動の展望について教えてください。

ナイジェリアにおいては、多くの人が集まることのできる場所を作っていきたいと考えています。
ナイジェリアはとても可能性がある場所であることは間違いないのですが、現状足りてないものが多くあると考えています。

大学生にしても遊び方が固定化していたり、web3にとても詳しくても就職先がないということは日常茶飯事です。
そのため、単純に楽しいと思うことのできるエンタメを創出したり、アルバイト等の雇用を生み出すことも大事だと考えています。

その際には必ず人が多く集まる場所が必要になってくるので、オフラインで集まる場所作りを行っていきたいです。
ナイジェリアは交通の便が良い方ではないので、1つのマンションに住むなど、同じ志を持った人たちが集まる場所作りにいま興味を持っています。

日本では、人口ポテンシャルや経済的な問題もあり今からこのようなことを行うのは難しかったりします。
ナイジェリアではこのような街づくりや雇用を生み出す等ダイナミックなことができるのが魅力です。

また、ナイジェリア以外にもアフリカや東南アジア等の新興国には興味があり、行ったことのない国も多いため、今後行ってみたいと思っています!

Q.Akim氏にとってNFTはどういったものですか。

金融的な側面より、作品を作る手段として関心があり面白いと感じています。あくまで何かを実現するための手段として捉えていますので、強いこだわりとかはないです。

最近は漫画などのアナログなメディアが好きなので、そういったものと掛け合わせていけたら面白いと思います。

参照元:NFT Media

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