Astar Network:韓国の「DeSpread」と業務提携|東アジア主導でWeb3の普及推進
韓国のWeb3.0特化コンサル企業「DeSpread」と提携
アスターネットワーク(Astar Network/ASTR)は2024年1月27日に、東アジア主導でブロックチェーンとWeb3の普及を推進していくことを目指し、韓国のWeb3.0特化コンサルティング企業「DeSpread」と業務提携したことを発表しました。
DeSpreadとは?
DeSpreadは、2019年に設立された韓国・ソウルに本社を構えるブロックチェーン専門のコンサルティングファームであり、市場進出戦略・ブランディング・認知度向上などの多岐にわたるソリューションを提供しています。
同社の専門領域は、DeFi・NFT・メタバース・ゲームなどWeb3全域に及ぶとのことで、そのコンサルティングサービスは特定の要求に応じて最適化・パーソナライズされて提供されいると説明されています。
Web3プロジェクトにおける技術採用も推進
Astar NetworkとDeSpreadは今回の提携を通じて、両社の強みを活かしながら韓国・日本と世界市場の架け橋となり、アジア主導のブロックチェーンとWeb3の普及を実現する共通の目標を達成することを目指しています。
また、DeSpreadのEarl Cho氏は今回の提携の一環として「Astar Agent Program」に参加し、両者間の円滑なコミュニケーションと協力を促進していくとも説明されています。
DeSpreadは、独自のグローバルなパートナーネットワークを通じて、Web3プロジェクトにおけるAstar Networkの技術採用を積極的に推進していくことを目指しているとのことです。
DeSpread・Astar代表者のコメント
「DeSpread」の日本事業統括者であるEarl Cho氏と、「Astar Network」のファウンダーである渡辺創太氏は、今回の提携について次のようにコメントしています。
【DeSpread:Earl Cho氏】
2024年は、ブロックチェーンとWeb3が主要な産業として台頭し、世界中の広範な領域でブロックチェーンが採用される年になるでしょう。特に、Astar Networkは、日本市場での具体的な活用事例を基に、韓国を含む世界市場に進出し、Web3の普及に最も積極的に取り組んでいるブロックチェーンです。このパートナーシップを通じて、お互いのネットワークを活用し、東アジアと世界をつなぐ強力な架け橋を築き、ブロックチェーンの大衆化を加速できると信じています。
【Astar Network:渡辺創太氏】
つい先日、1月23日に東京証券取引所におけるトヨタ自動車株式会社の株価が終値で4兆8800億円にを記録しました。これは1987年のバブル時に記録されたNTTの株価最高値記録を超え、新しい日本企業の史上最高値を記録しました。日本は「失われた30年」として知られる厳しい時代を乗り越え、今転換点に立っています。しかし同時に、TSMCとサムスンがこの更新された高値よりもさらに上におり、台湾や韓国の企業から学ぶべきことは多いなと感じています。
Astar FoundationとStartale Labsは、「Web3 for Billions」のスローガンに沿って、アプリケーションサービスが強力な韓国市場のベストプラクティスを学び、グローバルに展開していきます。
そうした中、韓国のブロックチェーンエコシステムにおいてDeSpreadに支援にいただいていることに感謝しており、これから共に韓国をはじめとしたアジア市場の開拓を推進していくのが楽しみです。
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