Symbolウォレットアプリ「EXYM」登場|デザインを自分好みにカスタマイズ

Symbolウォレットアプリ「EXYM」リリース

EXYM Lab.は2023年12月22日に、デジタルアートのNFTやFTで着せ替えができるシンボル(Symbol/XYM)のウォレットアプリ「EXYM(エクシム)」をリリースしたことを発表しました。

EXYM(エクシム)とは?

EXYM(エクシム)は、Symbolブロックチェーンを基盤としたトークンや暗号資産をまとめて管理できるデザイン性を重視した多機能ウォレットアプリであり、一般的な仮想通貨の保管・送受金機能に加えて、”ウォレットのデザインを自分好みにカスタマイズできる機能”などが搭載されています。

ウォレットの基本的な初期設定・復元機能は一般的なものと同じですが、アプリ内には「着せ替え」の機能が搭載されているため、「自分が保有しているデジタルアートのNFTやFT、カラーパレット、スマホ内の画像」などを用いてウォレットのデザインを細かく設定することができるようになっています。

アプリ内では「保有残高・リアルタイムのXYM価格・保有資産の円換算金額・保有モザイク・トランザクション履歴」などを確認することが可能で、記事執筆時点では「日本語・英語」に対応、アプリ自体は「iOSAndroid」向けにリリースされています。

また、EXYMは昨年5月から運用開始されたSymbol基盤の加盟店共通ポイント「Symbol Shop Point(SSP)」とも連携しているとのことで、将来的にはSymbol用署名アプリ「aLice」などの署名ツールとの連携も視野に入れていると説明されています。

EXYMのアプリ内画面EXYMのアプリ内画面

EXYMの特徴的な機能

EXYM(エクシム)の特徴的な機能としては以下のようなものが挙げられています。

XYMとポイントの同時送信

加盟店での決済時に「1ポイント=1XYM」として利用できるポイント制度Symbol Shop Point(SSP)と連携。送信画面でSSPを選択し使うポイント数を入力すると自動でXYM数量を再計算する仕組みを採用。

モザイクのタグ付け、絞り込み機能

あらかじめ送信で利用するモザイク(トークン)にのみ「送信用」タグを付けておくことで目的のモザイクを見つけるまでの時間を削減することが可能。送信前には確認画面も表示される仕様になっているが、この機能を利用すればモザイクの誤送信を防ぐことができる。

また特定のタグが付いたモザイクのみをモザイク一覧画面に表示する「絞り込み機能」も搭載。普段よく使う・確認したいモザイクのみ表示するなど、より自身にとって使いやすいウォレットを作り上げることができる。

リッチリスト検索機能

特定のモザイクを保有している上位のアカウントを最大100件まで検索することが可能。自身で作成・配布したイベント用モザイクを誰がいくら持っているかを確認したいときなどに活用できる。

複数の機能拡充も予定

今後は「ハーベスト設定、モザイク作成・回収、マルチシグ、一括送信」などといったSymbolブロックチェーンの便利な機能を実装し、より日常使いしやすいウォレットを目指していく。

様々な用途でのウォレット活用も計画

EXYM(エクシム)は、今後様々な用途でウォレットを活用していけるようにすることも計画しているとのことで、具体的には以下のような活用例が挙げられています。

スタンプラリーアプリ「まちめぐり」との連携

株式会社OpeningLineが提供するスタンプラリーアプリ「まちめぐり」と連携し、まちめぐりの目指す地域活性化や関係人口の創出をより推進していくためのツールとして活用していくことを計画。

特定NFTデザインのウォレット提示によるサービス特典

東京都渋谷区の美容室「Calenda」では、事前に購入したNFTをセットして決済時にレジで提示することで10%割引の特典を受けられる施策を展開。

デザインウォレットの共有でクリエイターを応援

好きなクリエイターから購入したNFTをセットしてSNS上で共有することで、自然と作品やクリエイターの宣伝を行うことができる。自分好みのウォレット作成を楽しみつつ活動を後押しすることが可能。

EXYM(エクシム)の詳細は「EXYM Lab.のnote」で確認することができます。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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