ジャスミー:ステーブルコイン事業展開に向け「アプリックス」と業務提携

事業拡大に向け「アプリックス」と業務提携

ジャスミーコイン(JMY)を発行していることでも知られる「ジャスミー株式会社」は2023年12月4日に、組込み&エッジからクラウドまでワンストップで開発できる技術を有している「株式会社アプリックス」と相互の事業拡大に向けて業務提携することを発表しました。

ジャスミーとアプリックスはこれまでも研究開発や実証実験を共同で進めていたとのことですが、今回は相互の事業拡大を図り、広範囲な分野での協業・連携を推進するために、業務提携契約を締結することになったと報告されています。

業務提携の内容としては以下の4点が挙げられており、ジャスミーが提供する地域や他社連携を容易にするコミュニティプラットフォームの1つである地域通貨・ポイントを利用した電子決済プラットフォームを活用して「第三者型前払式支払手段扱いのステーブルコイン」に関する取り組みなどを進めていくことが報告されています。

  1. 前払式支払手段に係る協業
  2. 次世代型組込み機器開発や新たなソリューション開発
  3. アプリックスから当社に対する開発支援(認証ソリューション等)
  4. アプリックスのマルチクラウドストレージサービス「Neutrix Cloud」の活用

Aplix様とブロックチェーンを活用した第三者型前払式支払手段としてのステーブルコイン事業を本格的に始動します。

ブロックチェーンを活用することにより、セキュリティを担保しながらコストを格段に抑える事が可能となり、データの活用による新しいマーケティング効果も狙えます。

今回の提携の具体的な方針や内容については今後両社で協議して決定していくとのことで、上記以外にも両者の事業拡大に向けて今後様々な分野で協業・連携を拡大していくとも説明されています。

ステーブルコイン関連事業について

今回の発表の中で挙げられている「ブロックチェーンを活用した第三者型前払式支払手段扱いのステーブルコイン事業」については、アプリックス社の発表の中で概要が説明されています。

同社の発表によると、ステーブルコイン事業の開始は「アプリックス社が関東財務局に対して前払式支払手段発行者(第三者型発行者)の登録を申請し、承認されたうえで登録されること」を条件としているとのことで、登録申請は12月5日に実施、登録完了日は2024年5月〜6月頃を予定していて、事業開始は2024年7月頃を予定していると説明されています。

運用システムはジャスミーが今後構築予定の決済代行システムが利用される予定で、アプリックスは自社提供する第三者型前払式支払手段の電子決済ビジネスを利用する加盟店からの請求や支払いに関する業務のほか、加盟店のユーザーに対する前払い式発行手段の提供に加えて、問い合わせ対応や拡販案内業務等を行う予定だと報告されています。

(画像:アプリックス社)(画像:アプリックス社)

なお、今回の新事業における協業はジャスミー側から提案されたもので、アプリックス社は以下のような利点を考慮して事業開始を決定したと説明しています。

  • ジャスミーが構築する決済システムを利用するため、新規ビジネスを始める際に必要となるシステム投資等の新規投資が発生せず、事業リスクを抑えられる
  • 加盟店数やユーザー数の増加に応じて安定的に収益を獲得できるストックモデルのサービスをプラットフォーマーとして提供できる
  • ロケーションビーコン「MyBeaconシリーズ」を活用した地域活性化サービスの提供等も検討できる
  • 決済アプリケーション等の開発支援や自社グループが提供する通信サービスの個人ユーザー向け決済手段やポイント発行に適用するなど、既存ビジネスへの相乗効果もあると考えられる

ここ最近ではジャスミー関連の発表が増えてきており、先月は「JasmyCoin(JMY)も活用する医療関連の新プロジェクト」や「カーボンクレジット取引所のリリースに向けた参加組織募集」なども発表されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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