ビットバンク:ETH・MATIC・SANDでマルチチェーン対応「過去預入分の回復処理」も

ビットバンクは2023年11月8日に、ETH・MATIC・SANDの3銘柄でマルチチェーン対応を開始しました。今回の発表では、過去に非対応ネットワークで預け入れられた対象銘柄で回復処理を実施することも説明されています。

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ETH・MATIC・SANDでマルチチェーン対応

暗号資産取引所ビットバンクは2023年11月8日に、同社が取り扱っているETH・MATIC・SANDの3銘柄でマルチチェーン対応したことを発表しました。

マルチチェーン(マルチネットワーク)とは、1つの暗号資産が複数のネットワークに対応している構造のことであり、マルチチェーンに対応しているサービスでは、好きなネットワークを選択して暗号資産を送受金することができるようになっています。

今回のマルチチェーン対応では、ETH・MATIC・SANDの対応ネットワークが以下のように拡張されているため、ビットバンクのユーザーはこれら3銘柄の送受金で好きなネットワークを選択することが可能となります。

対象暗号資産 現在対応中のネットワーク 新規対応するネットワーク
イーサリアム(ETH) Ethereum Arbitrum(Arbitrum One)

OP Mainnet(旧 Optimism)

ポリゴン(MATIC) Ethereum Polygon
ザ・サンドボックス(SAND) Ethereum Polygon

なお、今回の発表は「対応ネットワークの追加」に関するものであるため、既にサポートされていたEthereumのネットワークも引き続き利用することができます。

過去の預入分も回復処理を実施

今回の発表では「過去に非対応ネットワークで預け入れられたETH・MATIC・SANDに関しても、条件を満たした場合に限ってマルチチェーン対応を行い、順次無償で回復処理を行う」との説明も行われています。

暗号資産取引所口座への仮想通貨預入では「非対応ネットワークで送金した場合には、入金が反映されず、資産を取り戻すこともできない」という問題が発生していましたが、今回の対応によってそのような暗号資産を受け取れる可能性があります。

回復処理の対象となる暗号資産・ネットワークについては以下のように報告されており、2021年3月以降に発行された新預入アドレスへの預入である場合に回復処理を行うと説明されています。

対象暗号資産 対象ネットワーク
イーサリアム(ETH) Arbitrum(Arbitrum One)

OP Mainnet(旧 Optimism)

ポリゴン(MATIC) Polygon
ザ・サンドボックス(SAND) Polygon

なお、回復処理が完了した後は資産画面の残高に反映されるとのことで、マルチチェーン対応開始から1週間が経過しても資産残高に反映されない場合には「問い合わせフォーム」から連絡を行うようにと説明が行われています。

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ビットバンク発表

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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