「ビットコインでインフレから資産を守るべき」メキシコの億万長者リカルド・サリナス氏

リカルド・サリナス氏が語るビットコイン

ビットコイン(BTC)を強く支持していることでも知られるメキシコの億万長者リカルド・サリナス氏は「Bitcoin Magazine」のインタビューに応じた際に「自分の資産をビットコインでインフレから守るべき」との考えを語りました。

BTCはインフレ税に対抗できる資産

「BTCはメキシコやラテンアメリカの経済にどのような影響を与えるか?」という質問を受けた同氏は「メキシコやラテンアメリカだけでなく、世界中に影響を与えると思う」と回答した上で、世界中が”インフレ税”の問題に直面していることを指摘しています。

サリナス氏はインフレ税について「インフレ税は人々の貯蓄が知らない間に許可なく奪われていることを意味する」と説明しており、自分の資産をインフレ税から守るための手段としてビットコインが役立つことを強調しています。

これはビットコインの発行上限が2,100万枚に決められているためであり、その他多くの著名人もインフレの問題に対処するための方法としてBTCを挙げています。

「政府の詐欺師に騙されている」との批判も

ビットコインの大規模採用のために必要なことについて尋ねられたサリナス氏は「最初は人々が政府の詐欺師たちに騙されていることを理解する必要がある」と語っています。

サリナス氏は「政府の人間は”貨幣政策を行っている”といって人々からお金を盗んでいるだけの詐欺師である」と批判しており、「最初は人々がその仕組みを理解して、それに対抗できるようになる必要がある」と述べています。

同氏はビットコインが”長期的な貯蓄資産”としての価値があることについて教育することの重要性も説明しており、「会社は素晴らしい資産であるが、会社を持つことができない場合は金やビットコインなどを購入することができる」と説明しています。

サリナス氏はBTCやBTC関連銘柄に投資

リカルド・サリナス氏に関しては2022年4月の報道で「サリナス氏の流動的なポートフォリオの60%はBTCとビットコイン関連の株式で構成されている」ということが報じられていましたが、今年9月にはポートフォリオの詳細についても明かされています。

9月に報告された内容によると、サリナス氏は「ビットコイン現物」に加えて「Microstrategy」や「複数のマイニング企業」にも投資しているとのことで、その他では「石油企業」や「ゴールド採掘企業」にも投資していると報告されています。

ビットコインはサリナス氏を含めた様々な億万長者や投資家に支持されており、先日は金持ち父さん貧乏父さんシリーズの著者として知られるロバート・キヨサキ氏が「一般的な投資家であっても、ドルコスト平均法を使用すればお金持ちになることができる」と語っています。

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Bitcoin Magazine報道

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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