ハッシュポート、大阪・関西万博の「EXPO 2025 デジタルウォレット」提供開始
大阪万博の「EXPO 2025 デジタルウォレット」が提供開始
ブロックチェーン関連事業を行うHashPort(ハッシュポート)が、「EXPO 2025 デジタルウォレット」の提供開始を10月23日発表した。
同ウォレットは2025年開催予定の「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」で展開されるデジタルウォレットだ。本日23日よりAndroindおよびiOS版が提供開始となっている。
ハッシュパレットは、Web3技術を活用した大阪・関西万博の機運醸成・新たな顧客体験の提供に向け、協賛・協力企業及び自治体やパビリオンと協力し、大阪・関西万博に関連するイベントへの参加証明や、事業連携先の各施設への訪問履歴の証明として「EXPO 2025 デジタルウォレット」の限定SBT・NFTの発行に向けて事業連携を実施するとのことだ。
またハッシュポートは、個人の行動履歴に紐づいたSBT・NFTを活用することによって、デジタル資産の社会実装に向けた取り組みを促進していくとしている。
「EXPO 2025 デジタルウォレット」提供機能について
「EXPO 2025 デジタルウォレット」で提供される機能として、「ウォレットID基盤」・「SBTデジタルパスポート」・「Web3ウォレット」の3つがある。
「ウォレットID基盤」は、大阪・関西万博において提供される独自の金融サービスである「ミャクペ!(電子マネー)」・「 ミャクポ!(ポイント)」・「ミャクーン!(EXPO 2025 デジタルウォレットNFTサイトの万博独自NFT)」への単一のIDで登録・ログインが可能なID基盤とのこと。
なお「ミャクーン!」は、SBIグループによって提供されることが23日に発表されている。同NFTは、ブロックチェーンのXRP Ledger上で発行される予定とのこと。
また「SBTデジタルパスポート」は、譲渡できないNFTであるソウルバウンドトークン(SBT)の性質を利用した、パビリオンや事業連携先とユーザーが「EXPO 2025 デジタルウォレット」を介して連携する際の基盤だという。同機能では、SBTを活用したデジタル身分証により、会場内外の各種サービスのシームレスな連携を実現するとのこと。
そして「Web3ウォレット」は、パビリオン連携や事業連携で発行されたSBT・NFTを保管するためのウォレットだ。同ウォレットでは、EXPO関連のイベントや事業連携先の施設・店舗にいくことでSBT・NFTを獲得し、ウォレットに保管が可能だという。ハッシュポートは、それらのSBT・NFTがクーポンや特典となることでSBT・NFTの実社会でのユースケースを示すことを目指すと述べている。
なお「Web3ウォレット」は、HashPort提供のWeb3ウォレット基盤「HashWallet」を利用しているとのことだ。
10月23日時点で予定している事業連携先は、大阪外食産業協会・シグネチャーパビリオン・西日本旅客鉄道・日本航空・大阪観光局・東大阪市・三井住友銀行・京都府・なら国際映画祭・奈良市となっており、それぞれ利用ブロックチェーンはパレットチェーンとのことだ。
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参考:ハッシュポート
デザイン:一本寿和
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参照元:ニュース – あたらしい経済