2023年10月から段階的にサービス停止

暗号資産取引所Bybit（バイビット）は2023年9月22日に、英国居住者向けのサービス提供を2023年10月から段階的に停止することを発表しました。

今回のサービス停止は、英国の関連する全ての規制に準拠して事業を展開するための措置であるとのことで、暗号資産ビジネスのマーケティングとコミュニケーションに関する新しい規則の導入を考慮してサービス停止を決定したと説明されています。

バイビットは「今回のサービス一時停止によって、将来的に英国当局による規制を最大限満たせるようにするための努力とリソースに集中することができるようになる」ともコメントしています。

2023年10月1日17:00には英国居住者や英国国民の口座開設申込受付が終了するとのことで、2023年10月8日17:00には既存ユーザーの新規入金・新規契約作成・ポジション取得ができなくなるとされています（※時間は全て日本時間）。

これ以降もポジション解消・決済・出金を行うことはできるとのことですが、英国の既存ユーザーに対しては「2024年1月8日17:00までにポジション解消など必要な作業を行うように」と注意喚起がなされています。

なお、規定の期限が過ぎるとオープンポジションは清算されることになるとのことで、その後は資金の出金が可能になるとされています。

ここ最近では仮想通貨規制の強化を受けて、グローバル展開していた大手取引所の撤退発表が増えてきており、Bybitは今年5月に「カナダからの撤退」も発表しています。

BINANCEも複数の国から撤退することを発表していましたが、最近では日本居住者向けの暗号資産取引所となる「バイナンスジャパン」のサービス提供も開始されています。

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（bybit発表）

参照元：ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ