DeGodsとは?NFTの特徴や価格・購入方法をわかりやすく解説

DeGodsは、ソラナブロックチェーンのNFTとして人気になったプロジェクトです。他のNFTとは違った独特なデザインのNFTとなっており、数名のNFTインフルエンサーもX(旧Twitter)のプロフィール画像に設定しています。

元々はソラナブロックチェーン上のNFTとして人気となっていましたが、2023年4月にイーサリアムブロックチェーンへの移行をしており、移行後も他のブルーチップNFTに引けを取らない高フロアプライスを維持しています。

直近1ヶ月の合計出来高では、BAYCやAzukiなどを抑えて1位を記録しています。

また、ステーキング機能やNFTのアップデート、強力なコミュニティなど魅力的な要素が複数あることから、将来性が高いと注目されているプロジェクトです。

本記事では、DeGodsの特徴や将来性、購入方法などについて解説しています。

DeGodsとは

引用:DeDods(OpenSea)

販売時期:2021年10月
販売個数:10,000体
販売価格:3SOL
現在のフロア価格:4.68ETH
Discordの参加者数:10,926人
Twitterフォロワー数:16.6万人

DeGodsは、2021年10月にローンチされた10,000体のPFP系NFTプロジェクトです。NFTスペースの著名人であるFrank氏が率いるWeb3スタジオ「Dust Labs」によって、開発・運営が行われています。

リリース開始7秒ほどで完売する人気ぶりで、ソラナブロックチェーンの共同創設者であるtoly氏などがX(旧Twitter)のプロフィール画像に設定したことで大きな話題になりました。

現代のストリートウェアと古代の神を掛け合わせた独特なアートとなっており、それぞれのキャラクターが固有の属性や特徴を持っています。

ソラナチェーンからイーサリアムチェーンへの移行後は、取引量ランキングで常にトップ10入りしている人気のプロジェクトに成長しています。

DeGodsは、他のプロジェクトには無い機能や強力なコミュニティを武器に現在も人気のプロジェクトとなっています。

DeGodsの特徴

DeGodsの特徴は以下の通りです。

・独自のエコシステム
・33.3%の課税システム
・ソラナチェーンを採用

独自のエコシステム

DeGodsエコシステムにおいて、Dust Labsの独自トークンである「DUSTトークン」が重要な役割を担っています。このトークンは、ソラナチェーン上のSPLトークンであり、供給量の上限は3,300万です。2023年8月時点のDUSTトークンの価格は、約129円となっています。

DUSTをマイニングするには、DeGods NFTまたはDeadGods NFTをステーキングし、毎日報酬としてDUSTトークンを獲得できます。ステーキングするNFTに応じて、獲得できる報酬が変動します。

より多くのNFTがステーキングされると、市場に流通するNFTが減少し希少性が高まり、価格が上昇していく仕組みです。

DUSTを保有することで、DeDAO への参加、コミュニティ運営に関する投票などの機能へアクセスが可能になります。

33.3%の課税システム

DeGodsでは、NFTが二次流通しにくくする施策として33.3%の課税システムを採用しました。これは、Paper Hands Bitch Taxの頭文字をとってPHBTと呼ばれており、ペーパーハンド(相場に左右されて売ってしまうこと)に対する税金という意味です。

この税金は、フロアプライス以下でのリスト(出品)などをした行為に対して、スマートコントラクトによって自動的に33.3%が徴収されます。ここで徴収された税金の合計がDeGodsのフロアプライスに到達すると、NFTがバーン(焼却)される仕組みになっています。したがって、DeGodsの総数が減少して希少性が高まっていきます。

このシステムが大きな話題となりましたが、2022年1月に廃止となり、今後復活するかはDAOでの投票によって決定されます。

ソラナチェーンを採用

DeGodsの成功要因の一つとして挙げられるのは、ソラナチェーンを採用したことです。

NFTと聞くとイーサリアムNFTを想像する人が多いと思いますが、DeGodsはソラナチェーンを採用したことで既存NFTとの差別化を測っています。ソラナは、イーサリアムに比べて処理速度が早く、低コストでの取引が可能なことから高く評価されていました。ソラナの急成長に乗る形でDeGodsも大きく成長しています。

DeGodsは、2022年3月までに取引量ランキングで30日以上連続で1位を記録していました。

しかし、大手暗号資産取引所のFTXの崩壊などの影響でソラナネットワークが被害を受け、リスクを計算した上でイーサリアムチェーンへの移行を決定しました。移行は2023年4月に開始され、移行を促進するために開始から24時間の間に掛かるガス代を運営が負担する取り組みを行っています。

移行後も取引量で上位にランクインするなど、引き続き人気のプロジェクトとなっています。

DeGodsの価格推移

上記の価格推移は、イーサリアムチェーンへの移行後の2023年4月からのものになります。

2023年8月上旬頃までは、約8ETHのフロアプライスを維持していましたが、中旬には徐々に下落しています。フロアプライスの低下の要因として、リスト率が上昇し流通するDeGodsが増えたことが考えられます。

8月下旬にかけて、フロアプライスは上昇傾向にあることから、まだまだ注目のプロジェクトと言えます。

DeGodsの将来性

DeGodsの将来性を感じさせる点は下記の2点です。

・メタバースなどへの参入
・強力なコミュニティ

メタバースなどへの参入

DeGodsは、2023年に新しいロードマップを公開しました。

詳しい内容は発表されていませんが、韓国発の人気ドラマ「イカゲーム」に登場していたヨンヒ人形やエジプトのスフィンクス、バスケットボールコートなどが描かれています。

このマップから、メタバースやブロックチェーンゲームへの参入が予想されています。

DAOの活動やエンタメなどのユーザー体験をメタバース内で完結できるエコシステムの構築を目標としているのかもしれません。

強力なコミュニティ

DeGodsは、イノベーター、開発者、ビルダーのためのコミュニティとして位置付けられています。

DeGodsのホルダーは、様々なコラボや派生NFTの作成などによって、DeGodsエコシステム全体の成長に貢献しています。

また、DeGodsエコシステムを管理するDeDAOと呼ばれるDAO(自立分散型組織)が存在し、プロジェクトの意思決定や資金を管理しています。

今後もDeGodsの成長のためにコミュニティ参加者が活動していくと予想されます。

DeGodsの購入方法

DeGodsの購入方法は、以下手順のとおりです。

  1. 暗号資産取引所のアカウント作成
  2. 暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入
  3. MetaMaskのアカウントを作成
  4. MetaMaskへイーサリアム(ETH)を送金
  5. OpenSeaとMetaMaskを接続
  6. OpenSea内のDeGods公式ページより購入

本記事では、6番以降の手順を紹介いたします。

▼1~5までの詳しい手順はこちらから

1~5の作業が完了した方は、OpenSeaのDeGods公式ページにてお好みのNFTを探してください。

▼OpenSeaのDeGods公式ページ
https://opensea.io/collection/degods/

お好きなNFTを見つけた方は、以下画像にある「Add to cart」のボタンを押して、購入完了です。

その他にも、購入方法は以下の3通りありますが、「Add to cart」をクリックし決済すると簡単にNFTを購入できます。

・Add to cart(カートに入れて決済する)
・オークション(最高値で希望した人が買える)
・オファー(保有者が誰に譲るか決める)

NFTを初めて購入する方は以下の記事も参考にしてください。

DeGodsのまとめ

DeGodsはソラナチェーン発の人気PFP系NFTプロジェクトです。

ソラナチェーンが下火になったことで、イーサリアムチェーンに移行し、移行後もフロアプライスを維持していることから、将来性の高さがわかります。

また、先日には新しいロードマップが公開され、多方面への展開が期待されています。現在は、DeGodsシーズン3へアップデートがされており、今後の動向にも注目です。

NFTについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

参照元:NFT Media

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