ルフトハンザ航空、NFTを活用したロイヤリティプログラム「Uptrip」を発表

ドイツが拠点の航空会社ルフトハンザ・グループは、NFTを活用したロイヤリティプログラム「Uptrip(アップトリップ)」の開始を発表しました。

この新しいプログラムは、ルフトハンザだけに限定されたものではなく、オーストリア航空やスイスインターナショナルエアラインズといった傘下の航空会社も参画しています。

NFTロイヤリティプログラム「Uptrip」とは

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引用:Uptrip app

ルフトハンザによるロイヤリティプログラム「Uptrip」は、参画している航空会社のいずれかを利用すると、デジタルトレーディングカードが付与されるポイントプログラムです。チェーンは、Polygon(ポリゴン)を採用しています。

初期のテスト段階で、このプログラムは2万人以上の参加者を集め、20万枚以上のデジタルトレーディングカードを付与しました。各カードは、訪れた場所、飛行機の機材の種類、祝日などの特定のテーマに沿ってデザインされています。

Uptrip:https://www.uptrip.app/

ラウンジ利用権やマイルなど、豪華特典が用意されている

uptrip
引用:Uptrip app

テーマに沿ったカードをすべて集めると、さまざまな限定特典を受けることができます。これらの特典は、
・機内Wi-Fiを無料で使える
・豪華な空港ラウンジを利用できる
・マイルとの交換
など、多岐にわたります。

また、コレクションを完成させるために、カード交換を可能にするトレーディング機能の導入も予定されています。

海外の航空会社によるNFT活用事例

NFTを活用する航空会社が増加しており、最近では2023年7月にアラブ首長国連邦の国営航空会社であるEtihad(エティハド)航空が、「Mission Impossible Livery token(ミッション・インポッシブル・ライブラリー・トークン)」を発表しました。

一方で、アルゼンチンの格安航空会社Flybondi(フライボンダイ)は2023年3月、航空券発券業務にWeb3技術の統合を開始しました。これは、NFT発券会社のTravelX(トラベルエックス)と提携しており、Ticket 3.0と呼ばれる新システムを活用しています。

日本国内の航空会社によるNFT活用事例

日本国内では日本航空株式会社(JAL)や、全日本空輸(ANA)がNFTプロジェクトを展開しています。

・JAL
JALは、国内線の都道府県シールをモチーフにした「TODOFUKEN NFTコレクション」をリリースしています。

・ANA
ANAは、独自のNFTマーケットプレイス「ANA GranWhale NFT MarketPlace」をオープンしており、Airbitsをはじめ、数種類のNFTをリリースしています。

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参考記事:https://nftnewstoday.com/2023/08/31/lufthansa-takes-customer-loyalty-to-new-heights-with-nfts/

参照元:NFT Media

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