日本円ステーブルコイン「JPYC」加盟店・ECサイトでも利用可能に|加盟店事前募集を開始

第三者型前払式支払手段発行者として登録を完了

日本円ステーブルコイン「JPYC」を取り扱うJPYC株式会社は2023年7月24日に、第三者型前払式支払手段発行者として登録を完了したことに伴い、JPYCの利用に対応する加盟店の事前登録を開始したことを発表しました。

JPYCは、1JPYCの価値が1円で安定するように設計されたステーブルコインであり、イーサリアムポリゴンなどといった複数のブロックチェーン上で発行されています。

同社は2023年3月29日付で第三者型前払支払手段発行者として登録を完了したとのことで、これによって今後は各加盟店の店頭やECサイトなどでJPYCを利用することが可能になると報告されています。

これまでJPYCが取得していた”自家型前払式支払手段”では「JPYC販売所におけるギフト券との交換」や「川根本町の施設宿泊券との交換」でJPYCを利用できましたが、第三者型取得によって加盟店舗でもJPYCを利用できるようになります。

また、加盟店は既存のクレジットカードやQRコード決済に比べて、非常に安い決済手数料でJPYCを日本円に償還することができるとのことで、延期されていた「ふるさと納税」などにも使用できるよう準備を進めていくと説明されています。

加盟店登録を希望する場合は「加盟店事前登録サイト」から必要情報を提出することによって登録が可能で、今後は資金移動業による日本円ステーブルコイン発行を目指していくとも説明されています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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