通信大手Vodafone「カルダノ基盤のNFTコレクション発行」を計画
NMKRを通じてカルダノNFTを発行予定
多国籍携帯電話事業会社のVodafone(ボーダフォン)が、カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーン上でNFTコレクションを発行する準備を進めていることが明らかになりました。
Vodafoneは、Cardanoブロックチェーン上でNFTを作成・発行・取引できるインフラを提供している「NMKR」を通じてNFTを発行することを予定しているとのことで、2023年6月29日にはNMKRの開発者であるPatrick Tobler氏からも以下のようなツイートが投稿されています。
It's official: @vodafoneservice is coming to @Cardano.
Minting with @nmkr_io. pic.twitter.com/YhSDdRMkWG
— Patrick Tobler (@Padierfind) June 28, 2023
公式発表:ボーダフォンがカルダノに参加します。
NMKRでミントします。
ボーダフォンのNFTは2023年リリース予定?
報告によると、ボーダフォンは2023年にNFTコレクションをリリースすることを予定しているとのことで、このNFTコレクションの基盤ブロックチェーンとして「Cardano」を利用したいと考えていると報告されています。
Cardanoブロックチェーンを選んだ理由としては「コミュニティ・持続可能性・クロスチェーンの可能性」などが挙げられており、『このプロジェクトはまだ初期段階であるため、ここにいる皆さんは超初期段階のサポーターということになる』とも説明されています。
ボーダフォンは「ボーダフォンの顧客に実際の実用性とメリットを提供するNFTの作成」に重点を置いて作業を進めているとのことで、具体的にどのようなユーティリティを付与するかは現在決定している段階であると報告されています。
このNFTコレクションはドイツの顧客に直接的なメリットを提供することができるとされていますが、現在はドイツ以外のグローバルコミュニティが参加できるようにするための方法も模索していると説明されています。
Vodafoneが開発しているカルダノNFTの詳細は現時点で明らかにされていないものの、ボーダフォンのような大手通信会社がCardanoブロックチェーンでNFTを発行すれば、Cardanoエコシステムのさらなる発展にもつながる可能性があるため、今後の動きや続報などには注目が集まっています。
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