Binance、「バイナンスローンチプール」でMaverick Protocol(MAV)取り扱い開始
Binance LaunchpoolがMAVのステーキング提供開始
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」にてマーベリックプロトコル(Maverick Protocol)のネイティブトークン「MAV」を取り扱うことを6月13日発表した。
「バイナンスローンチプール」はバイナンスによるIEOプラットフォームだ。IEO(イニシャルエクスチェンジオファリング)とは、ブロックチェーンプロジェクト発行のトークンによる資金調達を暗号資産取引所が支援し、具体的には主体となって発行体のトークンを販売するモデルのこと。
なお「MAV」取り扱いは、日本時間で14日9:00(UTCで0:00)より開始しており、7月8日までの25日間利用可能とのこと。
「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNBまたはTUSDをプールにステーキングすることで「MAV」が獲得できる仕組みになっている。
今回の「MAV」での「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量2,000,000,000MAVの0.4%となる30,000,000MAVが報酬対象となるようだ。
BNBをステーキングした場合は、報酬総額の80%となる24,000,000MAVが報酬対象となる。またTUSDの場合は報酬総額の20%となる6,000,000MAVが報酬対象となるとのこと。ユーザーに分配される報酬はステーキングされたトークン数によって異なるようだ。
なおバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において「MAV」の取り扱いを行うという。取引ペアはMAV/BTC、MAV/USDT、MAV/TUSDとなっており、MAV/TUSD取引ペアについてはメイカー(maker)手数料が無料になるとのこと。「MAV」の上場については、また後日アナウンスされるとのことだ。
ちなみに「バイナンスローンチプール」において今回の「MAV」取り扱いは、同サービスにおける34番目のプロジェクトとなっている。なお33番目のプロジェクトでは、Suiブロックチェーンのネイティブトークン「SUI」が取り扱われている。
マーベリックプロトコルとは
マーベリックプロトコルは、イーサリアム(Ethereum)とジーケーシンク・エラ(zkSync Era)を利用しているDeFi(分散型金融)インフラストラクチャプロバイダーだ。マーベリックプロトコルのネイティブトークン「MAV」は、同プロトコルのネイティブトークンとして、主にステーキングやガバナンスに利用できる。
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参考:バイナンス
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参照元:ニュース – あたらしい経済