【イベントレポート】RTFKT Special EVENT

2023年4月30日、東京ビックサイトにてRTFKT Special EVENTが開催されました。その模様をレポートします。

【参考記事】村上隆氏がデザインしたスニーカー【RTFKT × Nike Air Force 1】とは?

RTFKTとは?

RTFKT(アーティファクト)とは、デジタルスニーカーやPFPコレクションを手掛けるクリエイタースタジオです。「CloneX」という有名コレクションを運営しており、そのコレクションの総取引量は現在38万ETHとなっています。

OpenSea

このRTFKTは現在、NIKEに買収されており、NIKEの手掛けるデジタルファッション部門となっています。

CloneXはアーティスト村上隆氏がデザインしていることでも知られています。今回、村上隆氏が主催するイベント「GEISAI」と同時開催としてRTFKT Special EVENTが開催されました。

RTFKT Special EVENT

イベントではCloneXとNIKEがコラボレーションしたNIKE AirForce1の展示などが行われていましたが、特に人気を集めていたのがNFTのフリーミントです。

会場には「ミントマシーン」と名付けられた機械が設置され、来場者はそのミントマシーンでNFTを無料で受け取ることが出来ました。

まだMetamaskなどのウォレットを保有していない方のためにパンフレットにはウォレットの作り方、またシードフレーズをメモする場所まで用意されていました。

(なんとメモするための鉛筆まで付いています!)

更に驚くことが、ガス代のETHの配布です。今回この場で新しくウォレットを作った人は、当然ながらミントするためのガス代を持っていません。

当日はガス代が高騰しておりミントにはだいたい0.01ETH、約2,500円程度のETHが必要でした。これについてはミント直前、係員に「ガス代がありますか?」と聞かれ「無い」と答えるとその場で送ってくれる、という大変親切なサービスまで行われていました。

配布されたNFTは?

ミントマシーンでミントすることで得られるNFTは4種類です。FLOWER BLADEが金・銀・クリスタルの3種類、そして MURAKAMI PILLです。

OpenSea

無料で配布されたNFTですが現在、最も数の多い銀でもOpenSeaでのフロアプライス(最低価格)が0.062ETH(約15,000円)、レアなクリスタルは0.55ETH(約13万円)となっています。

NFT以外のプレゼントも

来場者にはNFTだけでなく参加特典が配布されました。NIKEによる本イベント限定のTシャツです。

会場には既にこのTシャツを着た人々も見受けられました。

最後に

今回のイベントは入り口から終始、ファッションブランドRTFKTとしてのかっこよさ、クールが感じられるイベントでした。またフリーミントに関わるサービスも非常に親切で手厚く、参加した多くの方が、ブランド「RTFKT」のファンになったはずです。

RTFKTはデザインを手掛けられているのが日本で知名度が非常に高い村上隆氏ということで元々、日本での人気の高いブランドです。今回の公式イベント、またフリーミントNFTが人気になったことから今後ますます注目が集まることが予想されます。

参照元:NFT Media

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