Canon USAが写真NFTマーケットプレイス「Cadabra(カダブラ)」を発表
Canon USA(キヤノン USA)は2023年4月14日、写真に特化した革新的なNFTマーケットプレイス「Cadabra(カダブラ)」をリリースすることを発表しました。
カダブラマーケットプレイスは、トークン化された多様な写真を公開し、アーティストが作品を唯一無二の価値あるNFTとして提供することを可能にするプラットフォームです。
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アーティストに新たな収入源を提供する
カダブラでは、デジタルと伝統的なアート作品の両方に対する需要の高まりを利用し、アーティストは、デジタル画像に加えて、自身の作品のプリントしたフィジカル版も販売することができます。
これにより、アーティストに新たな収入源を提供することができるようになります。
これらの販売プロセスを円滑にするため、キヤノンはフィジカルプリントの販売から発送業務までを担当し、購入者にタイムリーかつ効果的に商品を届ける仕組みを導入しています。
さらにカダブラは、クレジットカードやデビットカード、仮想通貨(暗号資産)などの、さまざまな支払い方法を用意しており、幅広いユーザーにとってアクセスしやすく便利なサービスを実現します。
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2023年後半に正式にサービス開始予定
キヤノンは、大型NFTイベントのNFT NYCにてカダブラのプレビューを一部公開し、参加者に写真NFT市場の将来性をアピールしました。
この新しいマーケットプレイスは、2023年後半に正式にサービスを開始する予定であり、急成長するWeb3市場においてキヤノンの地位を築くものになると考えられています。
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高いブランド力と評判を持つCanon
カダブラは、Quantum Art(クォンタム・アート)やSloika(スロイカ)など、他の写真NFTマーケットプレイスとの競争が激しくなると予想されています。
しかし、キヤノンがこれまでに写真業界で確立してきたブランド力と評判は、アーティストとコレクターの双方を惹きつける大きな強みになる可能性があります。
キヤノンは、カダブラに参加するフォトグラファーをまだ公表していませんが、業界におけるキヤノンの知名度から、優秀な人材が集まることが予想されています。
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伝統的な写真とデジタルアートのギャップを埋める
NFTは、コレクターにデジタルアート作品へのアクセスを提供することで、アートと写真業界に大きな影響を与えました。
また、アーティストにとっても、デジタルアートへの関心が高まる中で、新たな収入機会が創出されています。
キヤノンはカダブラのリリースにより、伝統的な写真とデジタルアートのギャップをさらに埋め、業界の新時代への道を切り開く存在となるでしょう。
カダブラ:
https://shortstack.usa.canon.com/cadabra
キヤノン USA:
https://community.usa.canon.com/?utm_source=Twitter&utm_medium=social&utm_campaign=canon-community
キヤノン USA Twitter:
▼(仮称)NFT奈良市写真美術館オープンへ
元記事:https://nftnewstoday.com/2023/04/16/canon-announces-cadabra-nft-marketplace-for-photography/
参照元:NFT Media