【NFT×不動産】不動産分譲プラットフォームであるHomebaseが、トークン化された住宅を販売
NFTを活用し、住宅用不動産を分譲するプラットフォームであるHomebase(ホームベース)が、アメリカのテキサス州にある一戸建ての住宅を完売させたことがわかりました。
今回販売されていた物件の評価額は235,000ドル(約3,105万円)でしたが、HomebaseはNFTに結びついたスマートコントラクトを使ってSolana上でトークン化することで、246,800ドル(約3,262万円)を調達することができました。
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Homebaseとは
Homebaseは、「不動産投資への障壁を下げ、誰もが参入できるものにする」ことを目標に2022年に立ち上げられました。
ワンクリックでトークン化された一戸建て物件を購入することができるほか、USDCでの取引が可能であることから、システム上で発生する時間やコストを削減できます。
(USDCとは:仮想通貨の一種であり、アメリカドルと紐づいているステーブルコイン。)
チェーンは、Solana(ソラナ)チェーンを採用しており、ユーザーは100ドルから投資することができます。
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トークン化することで不動産の分割保有が可能になる
Homebaseのプラットフォーム上の各物件は、証券法に基づくセキュリティトークンオファーで発行されるNFTによって分割されています。
そのため、一般の人々がオンラインかつオンチェーンで不動産を利用した資産形成を始めることが、より簡単かつ身近なものになるのです。
HomebaseのCOOであるアレックス氏は、「私たちのプラットフォームが不動産の流通性を向上させ、この市場への投資をより幅広い投資家に身近なものにする可能性を持っています。今後、より多くの投資機会を提供できることを楽しみにしています」と述べています。
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不動産をトークン化するハードルは非常に高い
不動産のトークン化のハードルは非常に高く、容易なことではありません。
Homebaseの場合、この不動産に関する法律とコンプライアンスの詳細を準備するためだけに7カ月を費やし、最終的に、全体的な取り組みに1年を要したそうです。
その中には、個人投資家と認定投資家の両方に対してセキュリティトークンの販売を許可するために米国証券取引委員会(SEC)に申請を出すことも含まれていました。
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不動産投資がより身近なものに
不動産のトークン化は、物件の所有者と投資家の双方にあらゆる特典をもたらします。
物件の所有者が流動的に資金を調達するのに役立つほか、誰でも不動産に投資して利益を得る機会を得ることができます。
不動産を所有することは多くの人にとっての夢ですが、多額の資金を必要とするため、多くの人にとって手が届かないのが現状です。
そんな中、多くの人に不動産投資の機会を提供するために、Homebaseは、ユーザーにシームレスで安全な投資体験を提供することを掲げており、すでに次のトークン化された物件のプロジェクトにも取り組んでいるとのことです。
Homebase:https://homebasedao.io/
Homebase Twitter:
▼【NFT×不動産】不動産業界におけるNFT活用事例8選
元記事:https://nftplazas.com/nft-title-deeds/
参照元:NFT Media