ヴェノム・ベンチャーファンドがエバースケール・ブロックチェーンに500万ドルの戦略的投資を実施

※この記事は寄稿されたPR記事であり、BITTIMESが執筆したものではありません。

ヴェノム・ベンチャーファンド(Venom Ventures Fund)は2023年1月31日に、現在Web3業界でネックとなっているスケーラビリティの問題の解決を目的とした、エバースケール(Everscale)との戦略的提携を発表しました。ヴェノム・ベンチャーファンドは、アブダビに拠点を置く資産運用会社アイスバーグ キャピタル(Iceberg Capital Limited)が運営する、Web3およびブロックチェーン分野のイノベーションファンドです。

ヴェノム・ベンチャーファンドは、エバースケールの開発チームのさらなる拡充とプロジェクト数の増加をサポートするため、500万ドルの資金提供を約束しました。資金提供は、進捗と協力に関するKPIに基づいて段階的に行われます。

エバースケールは直近2年の間、アジア諸国におけるサービスエリアの拡大とテクノロジーソリューションの統合に取り組んできました。同時に、強力なコミュニティづくりにも注力しています。ダイナミックシャーディング技術により、さまざまな種類のワークロードに効率的に適応できるため、大規模なWeb3や各種アプリケーション開発にはとっつきやすく実用的な手段となります。

ヴェノム・ベンチャーファンドは、アイスバーグ キャピタルとヴェノム財団のパートナーシップにより設立されました。ヴェノム財団は、ADGM(Abu Dhabi Global Market:アブダビ・グローバル・マーケット)ライセンス初のLayer-1ブロックチェーンです。

ヴェノム財団の会長であり、ブラックロックの元CIOであるピーター・ネズ(Peter Knez)氏は次のようにコメントしています。

今回の資金提供は、積極的な技術開発を行うプロジェクトおよびチームに対する支援を目的とした戦略的な投資です。特に、まもなく稼働予定のヴェノムブロックチェーンプロジェクトとそのエコシステムに関して、エバースケールはLayer-2ソリューションとしての役割が期待されています。

ヴェノムとエバースケールの共同チームは、コアとエコシステムのさらなる開発に取り組み、ブロックチェーンのより実務的なユースケースの開発に着手します。デジタル資産のトークン化プラットフォーム、CBDCとステーブルコインのための完全なフレームワーク、仮想通貨から法定通貨のゲートウェイへの支払いソリューションなど、イニシアチブは順調に進んでいます。

エバースケール財団の理事であるムーン・ヤング・リー(Moon Young Lee)氏は、今回の資金提供について次のように語っています。

これはエバースケールとヴェノムの両ネットワークにとって画期的な出来事といえます。エバースケールの技術力は計り知れませんが、多くの人々はその実力を過小評価しています。今回、エバースケールは実験的なネットワーク上で運用できるようになったので、大型アップデートや技術的に複雑なソリューションをヴェノムに持ち込む前にテスト導入を行うことができます。今回の資金提供により、エバースケールは正当な評価に近づくでしょう。

ブロックチェーンのネットワークとして設計されたヴェノムは、Layer-2レベルでの他の補助ネットワーク数に制限がなく、Layer-2でのエコノミータイプやオペレーションにも制限がありません。このすぐれたアーキテクチャにより、ヴェノムブロックチェーンが大衆的に受容される準備は整ったといえるでしょう。

【エバースケールについて】
エバースケールネットワークは、無限のシャーディング機構を備えている。トランザクションの所要時間や手数料に影響を与えるような負荷を必要としないため、どのような作業負荷にも適応することができる。そのため、大規模なWeb3やその他の負荷の高いプロジェクトをホストするには、理想的なブロックチェーンといえる。この2年間で、エバースケールのコミュニティは順調に拡大し、DeFiプラットフォームの強固なエコシステムを持つアジアの主要なブロックチェーンの1つとして注目を集めている。

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【アイスバーグキャピタルについて】
アイスバーグ キャピタル(Iceberg Capital Limited)は、ダイレクトエクイティ、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、テクノロジー、仮想資産などの多様な資産運用プラットフォームを提供するオルタナティブ資産運用会社である。ADGM管轄のプルデンシャル・カテゴリー3Cの投資運用会社としてFSRAの規制を受けている。アイスバーグキャピタルは、国内および国際市場での投資ポートフォリオとして、各種金融商品(株式、ETF、コモディティ、デリバティブ等)、証券用プラットフォーム、ブロックチェーン技術などの従来型の資産管理サービスも提供している。

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【ヴェノム財団について】
ヴェノム(Venom)は、世界初のライセンス済みブロックチェーンである。分散型ネットワークはADGM管轄下で運営され、ユーティリティトークンを発行するライセンスを有する。投資家と金融会社の「オアシス」たらんとするADGMは、Venomを世界初のコンプライアンス・ブロックチェーンと位置づけ、当局と企業に構築、革新、拡張の裁量を与えている。

ヴェノムブロックチェーン上では、さまざまな企業によって独自のdAppとプロトコルポートフォリオが開発されている。ヴェノムは今後、北アフリカ、世界各国でCBDC(中央銀行デジタル通貨)を採用するための架け橋となることが期待されている。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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