Ripple社:モニカ・ロング氏を新社長に任命


Ripple(リップル)は2023年1月26日に、同社でシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めていたMonica Long(モニカ・ロング)氏が社長に昇進したことを発表しました。モニカ・ロング氏は仮想通貨がまだ注目されていなかった初期の頃から規制当局と協力しながら世界中の金融機関の信頼を獲得するために奔走してきた人物であると報告されています。

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設立初期からRipple社に貢献してきたリーダー

Ripple(リップル)は2023年1月26日に、同社でシニア・バイス・プレジデント兼ゼネラルマネージャーを務めていたMonica Long(モニカ・ロング)氏が社長に昇進したことを発表しました。

Monica Long(モニカ・ロング)氏は従業員がまだ10人だった2013年にRipple社にコミュニケーションディレクターとして入社した人物であり、2022年6月には「RippleX」に加えて「RippleNet」のゼネラルマネージャーへと役割を拡大、Ripple社が提供するXRPベースの決済ソリューションである「ODL」の開発と成長などを担当していました。

Ripple社は現在「仮想通貨XRPはRipple社の証券に該当するため、XRPの販売は無登録証券の販売に該当する」と主張する米国証券取引委員会(SEC)との訴訟問題に直面していますが、モニカ・ロング氏は仮想通貨がまだ注目されていなかった初期の頃から、Ripple社をクリプト業界の責任あるリーダーとして確立するために規制当局と協力しながら仮想通貨のメリットと有用性を説き、世界中の金融機関の信頼を獲得するために奔走してきた人物であると報告されています。

数年前までは「企業や金融機関が仮想通貨を使用する」というのは前代未聞だったものの、モニカ・ロング氏はリーダーシップを発揮して2018年に「ODL」の立ち上げに貢献したとのことです。ODLは現在世界中の様々な金融機関で活用されるソリューションとなっていますが、Riiple社の公式発表によると『ODLは現在約40のペイアウト市場で利用可能で、昨年はRippleNetを介した支払いの約60%がODLを介して送信されている』とされています。

リップル社の共同創業者兼CEOであるブラッド・ガーリングハウス氏と、リップル社の新社長に就任したモニカ・ロング氏は、公式発表の中で次のようにコメントしています。

【ブラッド・ガーリングハウス氏】
私が約8年前にRippleでモニカに初めて会った瞬間から、彼女が一目置かれる存在であることは明らかでした。彼女の暗号資産に関する深い知識と、決断力・創造力・既成概念にとらわれない思考力によって、彼女は業界で最も尊敬されるリーダーの一人となりました。

現在の厳しい仮想通貨業界の環境下でも、モニカはRipple社を成長と財務の強さという非常にユニークな場所へと導くのに貢献しました。彼女は長年に渡って私の重要なアドバイザーです。彼女が社長としての役割に着手するにあたり、さらに密接に協力する機会を得たことに感謝しています。

【モニカ・ロング氏】
Ripple社が流動性・決済・カストディなど仮想通貨対応サービスをより深く展開していく中で、社長の役割を担うことができることをとても光栄に思っています。

私の在職期間を振り返ってみると「暗号技術とテクノロジーの分野の最も賢く、最も革新的な方々に囲まれた環境の中で、”世界中で1円単位から即座に送金できる”といった非常に大胆な目標に取り組むことができた私は間違いなく幸運だった」と感じます。

Ripple社が掲げる『価値のインターネット』というはビジョンは私が最初から信じていた使命であり、将来に向けてインスピレーションを見いだし続けているものでもあります。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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