【イベントレポート】”招待者限定イベント”今年1年のNFT業界を振り返る会

「今年1年のNFT業界を振り返る会」

2022年12月20日(火)、東京都港区のOzon Labs Spotにて招待者限定イベント「今年1年のNFT業界を振り返る会」が開催されました。

本イベントはNFT Mediaが主催する初のオフラインイベント。

当日は、NFTやWeb3に関心の高い約25名にご参加いただきました。

本記事を通して、会場の雰囲気をお伝えしていきます。

【イベント概要】

日時:2022年12月20日(火)19:00~21:00
会場提供:Ozon Labs Spot様
飲料協賛:キリンビバレッジ株式会社様

登壇者紹介

本イベントの主催であるNFT Mediaに所属するヒラメ君をはじめ、今年Web3、NFT界隈で話題になった4人にご登壇いただきました。

登壇者

ヒラメ君(@Hirame_NFT)

NFTクリエイターとしての実績を持ち、現在はNFTチケットプラットフォームを運営するTicketMeや、 NFT専門メディアであるNFT Mediaで活動。

九十九凛(@0x99rin)

ブロックチェーン事業開発や複数のNFTプロジェクトに参画。リサーチャー、UI/UXデザイナー、ディレクターなどあらゆる視覚的なクリエイティブ×ビジネス的感覚を併せ持った手法を得意としている。

Taisuke Nakano(@ta1suke)

ブロックチェーンや暗号資産ウォレットの開発事業、月額制のWeb3リサーチサービス、コワーキングスペースの運営などを手がける株式会社woorth代表。

IIJIMA(@umakunaihouno)

日本円連動型のステーブルコインYENを発行しているYEN株式会社でCOOとして活動。ステーブルコインを通して、ブロックチェーンのマス層への浸透を目指している。

トークセッション①「NFT〇〇〇な人たちの1年を振り返る話」

トークセッション①「NFT〇〇〇な人たちの1年を振り返る話」
トークセッション①「NFT〇〇〇な人たちの1年を振り返る話」

はじめに、登壇者によるトークセッション「NFT〇〇〇な人たちの1年を振り返る話」というコーナーが行われました。

登壇者の方がサイコロを振り、出た目によって決められたテーマを話すという形で進行。登壇者の方々のトークを、一部抜粋してご紹介します。

今年一年の活動を振り返って

回答者:IIJIMA

ちょうど去年の年末にクリプトについて本格的に調べ始めました。

最初に仮想通貨を買って損をしてしまったこともあったのですが、NFTの購入にもチャレンジしてみたことで、現在所属しているYEN株式会社にジョインするきっかけとなり、沢山の変化が起きた1年でした。

回答者:九十九凛

ちょうど一年程前に、広告を見るとトークンを貰えるブラウザ「Brave」をきっかけにブロックチェーン技術、暗号資産、NFTの存在を知ったのが入口でした。金融の自由化へ繋がる可能性だけでなく自分が当事者としても実生活において様々な影響を受ける技術であると思い興味を持ちました。

入りは遅かったものの、この領域がまだ社会全体に浸透していないことを把握し、可能な限り自身の周回遅れを取り戻すためにWeb2領域の仕事をしながら早急にキャッチアップ・経験を積むための活動をしてきました。その1年後にはこの領域へのフルベットすることを決意し、それを実現いたしました。寝る時間がなくても辛くない程にこの領域にのめり込んで活動し人生の中でも1つの転換期になるような年となりました。活動していく中でまた新しい目標や課題も見えてきたので来年は更に限界突破した形の動きをする必要があると思っております。今年の刺激的な経験と出会いを通して来年を楽しみに迎えられることを非常に嬉しく思いますし、そう思えるのは自分一人だけの力ではなく、この領域で出会った方々の存在も大きいので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

あなたにとってNFTとは?

回答者:ヒラメ君

クリエイターとしてNFT業界に入ってきたこともあって、それまでは趣味だった活動を通して、新たな人と出会うことができたり、新たな場所にいくことができたりと、NFTは技術的な意味を超えて大きな可能性を持っていると実感しています。

今日このようにイベントでお話できるのも、NFTに出会ったからです。私にとってNFTは、自分の可能性を広げてくれるツールです。

来年来そうなプロジェクト・プロダクトは?

回答者:IIJIMA

個人的に気になっているのは飲食店などで仮想通貨での支払いを可能にするSlashPaymentsです。

暗号資産での決済が可能になると、仮想通貨やNFTで稼いだ人々がよりシームレスに決済することができるようになり、仮想通貨がより日常生活に浸透していく点に可能性を感じています。

回答者:Taisuke Nakano

Web3における日本のマーケットは、世界と異なっています。

クリプトフレンドリーではない日本独自の法制度が、企業が参入する際の1つの障壁になっているので、事業者側がブロックチェーンやNFTに参入・導入しやすい環境が必要になってくると感じています。

国内市場においては、事業者に向けたWeb3への参入をサポートするようなサービスやプロダクトが必要とされるのではないかと考えます。

トークセッション②「Web3・NFT業界の最前線で活躍する人たちはいつ寝ているのか?!」

トークセッション②「Web3・NFT業界の最前線で活躍する人たちはいつ寝ているのか?!」
トークセッション②「Web3・NFT業界の最前線で活躍する人たちはいつ寝ているのか?!」

日々活発に活動している登壇者の皆さん。

深夜や早朝でも連絡がすぐに返ってくるということも多く、登壇者の皆さんは会う人、会う人に「いつ寝ているの?」と聞かれることがあるようで、それをキッカケにこちらのコーナーを企画されたとのこと。

コーナー内では、登壇者それぞれの1日のスケジュールが公開されました。

Web3やNFT業界の最前線で活躍している登壇者の方々は、睡眠時間が4時間程しかなかったり、1日の大半の時間をお仕事に充てていたりと、それぞれ特徴的なリズムで生活されている印象でした。

登壇者の皆さんの1日の大半を占めている仕事についての話では、全員がリサーチの時間をとても大切にしているというお話で盛り上がりました。

海外の事例を調べるために専用のブラウザーを用意したり、英語が分からなくても翻訳サイトを活用して英語で情報取集をしている方や、Twitterを活用して日本国内の最新動向をこまめにチェックしている方など、それぞれに工夫をしながら最新情報をキャッチアップされていて、改めて情報収集の重要性に気付くことができました。

まとめ

今回は、Web3・NFT業界の2022年を登壇者の方々と振り返るイベント「NFT1年を振り返る会〜NFT Mediaを通して見える世界〜」をご紹介しました。

登壇者の方々も仰っていたように、2022年は業界にも、業界に関わる一人ひとりにも大きなインパクトや変化をもたらした1年だったと思います。

非常にトレンドの移り変わりの早いこの業界に関わる人々にとって、本イベントのように落ち着いて過去を振り返ったり、それぞれの知見から未来を予測するような機会は、とても有意義な時間になったのではないでしょうか。

Ozon Labs Spot紹介

以下、本イベントで会場として使用させて頂いた「Ozon Labs Spot」様の紹介です。

「Ozon Labs Spot」は、株式会社woorthが運営するWeb3に特化したコワーキングスペースです。

現在は招待制で運営しており、利用は完全無料です。日本のweb3業界のハブになるべく、皆さまからの要望を受け日々改善をしながら、利用者主導のイベント開催の支援など、さまざまな取り組みを行っています。

プロモーションとして、MeetUpや勉強会の会場として使用したい等のご要望がありましたら、ぜひご相談下さい。

また、現在ご協賛いただける企業様を募集しております。もしご興味がある方がいらっしゃいましたら下記までご連絡いただけますと幸いです。

Ozon Labs Spot : admin@ozonlabs.xyz

参照元:NFT Media

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