サンドボックスが有名ブランドやセレブの近所となるLANDの販売開始
メタバースを推進しているサンドボックス(The Sandbox)は11月22日、有名ブランドやセレブ所有地の近所の1900以上の土地(LAND)の販売を日本時間の11月25日から開始すると発表した。
2023年初頭までに合計3種類のLANDを販売予定
今回発表したLANDの販売は、3種類。まず第一弾として、11月25日からアメリカ西海岸の陽光をイメージした、カリフォルニア・ドリーミン(California Dreamin)のLAND販売を開始する。第二弾では、高級感のある街並みで構築されているガレリア(Galleria)のLAND販売を12月1日から開始。第三弾では、ゲームをテーマにしたボクセル・マッドネス(Voxel Madness)のLAND販売を、2023年初頭から開始する予定だ。
カリフォルニア・ドリーミンには、eスポーツ団体であるフェイズ・クラン(FaZe Clan)の手掛けるフェイズ・ワールド、アメリカ出身のスケートボーダーであるトニー・ホーク(Tony Hawk)の手掛けるスケートパークが存在している。
ガレリアでは、パリス・ヒルトンの隣人になることが可能だ。ほかにも、高級ホテルのチプリアーニ(Cipriani)、ファッション雑誌のロフィシャル(L'Officiel)が出店するという。ボクセル・マッドネスでは、世界中のゲームファンのためのバーチャルなローカルアーケードとして機能する予定だ。
「私たちの文化を一緒に再発見することができる」
サンドボックスのアーサー・マドリード(Arthur Madrid)CEO兼共同創業者は、「サンドボックスは、クリエイターやブランドが新しいエンターテイメントの形であるポップカルチャーメタバースを創造できるユニークなWeb3プラットフォームを構築している。そこでは楽しさと創造性、そしてファンのための安全性を提供している」と語っている。また同氏は、「これらのブランドを組み合わせることにより、プレイヤーはLANDを購入して、パリス・ヒルトンやスヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)といった有名人の隣人になったり、チプリアーニに近い体験をすることができるようになるのは歴史的なことだ。ゲームを作る、遊ぶという全く新しい方法を提供するだけでなく、私たちの文化を一緒に再発見することができる」と話した。
サンドボックスのセバスチャン・ボルジェ(Sebastien Borget)共同創業者は、「私たちの新しいテーマ別地区では、ブランドとクリエイター、ファンが共通の情熱や関心を持ってサンドボックス内で共存し、強いオンラインコミュニティを形成している」と述べている。
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