JCB・JTBの合弁会社:メタバース「XANA」で観光振興・地域活性化支援に向けた開発開始


JCBとJTBの合弁会社である「J&J事業創造」は2022年10月11日に、NOBORDER.zが開発するメタバースプロジェクト「XANA」と協業し、XANA上のメタバース土地「LAND」を取得・開発して観光振興・地域活性化支援を目的とした開発を開始したことを発表しました。

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XANA上のLANDを取得して観光振興・地域活性化支援

JTBとJCBの合弁会社である「J&J事業創造」は2022年10月11日に、NOBORDER.zが開発するメタバースプロジェクト「XANA」と協業し、XANA上のメタバース土地「LAND」を取得・開発して観光振興・地域活性化支援を目的とした開発を開始したことを発表しました。

XANA(ザナ)はドバイ在住の日本人創業者RIO TAKESHI KUBO(久保武士)氏が創業したWeb3メタバースプロジェクトであり、これまでには「ULTRAMAN(ウルトラマン)」や「鉄腕アトム」などとのコラボレーションも発表されています。

J&J事業創造とNOBORDER.zは既に「鉄腕アトム」を日本全国の観光地や観光資源とコラボレーションさせたご当地NFTトレーディングカード『Astroboy × Japan NFT』を共同開発・販売していますが、今回の発表では『XANA上のメタバース土地LANDを所有・開発して、メタバース上でのスペースレンタルや、観光振興・地域活性化に繋がるマーケティング企画支援を行っていく』ということが報告されています。

具体的には、XANAの仮想土地を所有して「大規模なメタバースイベントの開催が可能なホール」や「アートギャラリー・ライブイベントに活用できる多様なスペースを構築」すると報告されており、自治体・観光事業者・企業・教育機関などへのスペースレンタルや、メタバース活用における企画戦略サポートを行うほか、NFTの持つ非代替性・唯一無二性・所有証明などの特徴を生かし、地域貢献をテーマにしたVR空間の構築のみにとどまらず、NFTとの連携による地域課題の解決や新たなソリューション開発も行っていくと説明されています。

鳥取県とタイアップした『Astroboy × Japan NFT』の第一弾は、世界約90カ国から購入希望が殺到して販売分が即日完売となるなるなど、”NFTやNFTゲームを活用した新たな観光マーケティング事例”として世界的に大きな注目を集めましたが、今後も全国各地でのシリーズ展開を予定していると報告されています。

「J&J事業創造」が持つ観光領域での事業開発ノウハウと、「JTB・JCB」が持つ自治体・企業・銀行・スポーツ団体・学校などのネットワークに、「NOBORDER.z」が保有するグローバルなマーケティングネットワークやブロックチェーン・AI・XRテクノロジーが加わることによって、新たな事業シナジーが生まれ、メタバース・NFTを活用した地域活性化やメタバース上での新たな人流・交流の創出による関係人口の拡大に繋がると期待されています。

J&J事業創造は公式発表の中で『今後は日本各地の魅力を世界に発信することで、地域経済、観光産業に貢献していきたいと考えている』とコメントしています。

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参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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