NikeがNFT販売において世界最高収益260億円を記録

ここ数ヶ月で、ティファニーやタグ・ホイヤーといった多くのブランドがNFTへの参入を発表しました。

NFT×ハイブランド:

NFT×スポーツブランド:

そして、数多くのブランドがNFTへの参入を進めているなか、イーサリアムブロックチェーン分析サイトのDuneによって公表されたデータによると、Nikeが最も多くの利益を上げていることがわかりました。

その額はなんと1億8,200万ドル(約262億円)以上です。

取引量

Dune:
https://dune.com/kingjames23/nft-project-possible-data-to-use

1億8,200万ドル(約262億円)以上のNFT収益

Nikeが記録したこの驚異的な数字は、大手ブランドのNFTプロジェクトの収益リストにおいてトップに位置し、Nikeの競合であるアディダスと比べると1億ドル(約144億円)以上上回っています。 

このリストでは、トップのNikeに続きドルチェ&ガッパーナ、ティファニー、グッチといったハイブランドが上位に君臨しています。

逆境に立ち向かいNFTに参入するブランドたち

依然として市場が低迷している仮想通貨は「冬の時代」が続いているにもかかわらず、リストに載っているブランドの多くは、NFTへ参入しあらゆるプロジェクトをローンチしたことで高い利益を確保できていることが伺えます。

それらのブランドが多額のNFT収益を獲得できた要因としては、すでに確立されているNFTブランドとのコラボレーションがあるでしょう。 

例えば、アディダスはYuga Labsが制作する猿のイラストで有名な世界最大のNFTコレクションである「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」、ティファニーはLarva Labsが発行するNFTアートの1つである「CryptoPunks」とコラボレーションを開始しています。

ブランドとNFTの大物が交わり合うことで利益を上げているのです。

アディダス NFT:
https://shop.adidas.jp/metaverse/

ティファニー NFT:
https://nft.tiffany.com/

Nikeの戦略

Nikeは2021年11月にオンラインゲーミングプラットフォームの「Roblox(ロブロックス)」内にファン同士のつながりの場である「NIKELAND」をリリースし、同年12月にはファッション関係のNFTスタートアップである「RTFKT(アーティファクト)」の買収を発表しNikeのデジタルスニーカーが発行されました。

ここから、NFTだけではなくメタバースまでも見据えたプロジェクトにより今回の数字が叩き出されたことがわかります。

NIKELAND:
https://www.roblox.com/games/7462526249/NIKELAND-NEW-3V3


元記事:https://nftplazas.com/nike-nft-revenue/

参照元:NFT Media

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