【重要】BINANCE:主要ステーブルコイン「USDC・USDP・TUSD」関連サービス終了へ


暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2022年9月6日に、3つの主要ステーブルコイン(USDC・USDP・TUSD)の取引所残高と新規入金を1対1の割合で「BUSD」に自動変換する仕組みを導入することを発表しました。今回の発表では、これら3つのステーブルコイン関連サービスを停止・終了することも報告されています。

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USDC・USDP・TUSDを「BUSD」に自動変換

BINANCE(バイナンス)は2022年9月6日に、流動性と資本効率を高めることを目的として、以下の3つの主要ステーブルコインの取引所残高と新規入金を1対1の割合で「バイナンスUSD(Binance USD/BUSD)」に自動変換する仕組みを導入することを発表しました。
・USDコイン(USDCoin/USDC)
・パックスドル(Pax Dollar/USDP)
・トゥルーUSD(TrueUSD/TUSD)

自動変換の仕組みは日本時間2022年9月29日12:00に導入されるとのことで、この仕組みが導入されることによって「BINANCEアカウントで保有されているUSDC・USDP・TUSD」や「新たに入金されたUSDC・USDP・TUSD」は自動的に「BUSD」へと変換されることになると報告されています。

ただし今回の対応はステーブルコインの出金には影響しないため、USDC・USDP・TUSDでの出金を希望する場合には、BUSDと1対1の割合でUSDC・USDP・TUSDを出金することができると報告されています。

USDC・USDP・TUSD関連サービスの終了も発表

BINANCEは今回の自動変換導入に伴い、「USDC・USDP・TUSD関連の各種サービス提供を停止・終了すること」も発表しています。

サービス提供が停止・終了となるのは「現物取引・先物取引・証拠金取引・セービング・ステーキング・リキッドスワップ・コンバート・クリプトローン・バイナンスペイ・バイナンスギフトカード」などのUSDC・USDP・TUSD関連サービスで、現物取引サービスでは以下の取引ペアが日本時間2022年9月29日12:00に削除されると報告されています。

【削除・取引停止される取引ペア】
USDC/BUSD, USDC/USDT, USDP/BUSD, USDP/USDT, TUSD/BUSD, TUSD/USDT, ADA/USDC, ATOM/USDC, AUD/USDC, BCH/USDC, BNB/USDC, BTC/USDC, BTTC/USDC, EOS/USDC, ETH/USDC, LINK/USDC, LTC/USDC, SOL/USDC, TRX/USDC, WIN/USDC, XRP/USDC, ZEC/USDC, BNB/USDP, BTC/USDP, ETH/USDP, ADA/TUSD, BNB/TUSD, BTC/TUSD, ETH/TUSD, TRX/TUSD, XRP/TUSD.

なお、各取引ペアの取引停止後に全ての保留中の取引注文は自動的に削除される予定となっており、各種暗号資産のステーブルコイン取引はBUSD取引ペアで行うことができると説明されています。

また、日本時間2022年9月7日12:00には「対象ステーブルコインの各種証拠金サポート」や「クリプトローンでのサポート」も終了することになっており、日本時間2022年9月12日11:00には「Binance Pay」でUSDC・USDP・TUSDを上場廃止にするなど、その他サービスも段階的に終了する予定となっているため、BINANCEでUSDC・USDP・TUSD関連のサービスを利用している場合は注意が必要です。

>>「BINANCE」の公式発表はこちら

参照元:ニュース – 仮想通貨ニュースメディア ビットタイムズ

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