GMOコイン:イーサリアムの「The Merge・ETHW」対応方針を発表
暗号資産取引所「GMOコイン」は2022年8月29日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」と、それによって誕生する可能性のある「Ethereum PoW(ETHPoW)」への対応方針を発表しました。
こちらから読む:東急プラザ渋谷で”ビットコイン20%還元祭”開催「国内ニュース」
イーサリアム関連銘柄の入出金一時停止などを予定
GMOコインは2022年8月29日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」と、それによって誕生する可能性のある「Ethereum PoW(ETHPoW)」への対応方針を発表しました。
The Merge(マージ)は、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行する大型アップグレードであり、最新の報告では2022年9月15頃にアップデートが実施される予定だと報告されています。
今回のアップグレードによって、現在のイーサリアムは「PoS採用のイーサリアム」へと移行することになりますが、現在は『イーサリアムのハードフォークを行なってチェーン分岐後もPoWを使い続ける』という意見が出ているため、この意見が採用された場合には「Ethereum PoS(ETHS)」と「Ethereum PoW(ETHW)」という2つのイーサリアムに分裂する可能性があると言われています。
今回の発表では、この「The Merge」と「ETHW」に関する同社の対応方針が発表されており、具体的には以下のような説明が行われています。
- 2022年8月29日時点でETHWの取扱については未定
- ETHW発生時点でユーザー資産のスナップショットを取得する予定
- ETHWの取扱に際しては日本暗号資産取引業協会(JVCEA)が定める規則に沿った対応が必要
- アップグレード後に扱うETHは「PoSチェーン上のETH」を採用する予定
- アップグレード時にはETHやERC-20規格暗号資産(BAT・OMG・ENJ・MKR・DAI・FCR・LINK)の預入・送付受付を一時停止する予定
- 対応方針に進展や変更がある場合には改めてお知らせ
こちらの記事もあわせてどうぞ
暗号資産取引所GMOコインの新規登録ページはこちら