OpenSea公式が発表、「盗品に関するポリシーの改正」について
OpenSeaは2022年8月11日、ツイッター上で新たに盗品に関するポリシーに関して言及しました。
引用元ツイート:https://twitter.com/opensea/status/1557487545876762625
そもそもOpenSeaとはどういったサービスなのか使い方など含め知りたい方はこちらの記事をまずご覧ください。
盗品に関するポリシーについて
この度、盗品に関するポリシーについて、よりわかりやすく明瞭化したものを提供することを検討しています。
このポリシーの存在意義として、コミュニティの安全性を維持させるために設計していますが、場合によってはそれの反動で私たちのプラットフォームの信頼を損ないかねないことを把握しています。
私たちはこれまで、このポリシーを構築した際の背景にある論理的根拠をわかりやすく伝えることができていませんでした。
私たちはユーザーの安全を確保するために存在し、ユーザーに対して最新の情報を提供する義務があり、そのためにも連携に努めます。
ポリシーの存在意義とその改正
盗品の販売や譲渡を故意に許可することは、アメリカの法律に違反しています。
OpenSeaのプラットフォームで盗品を販売できるようにするといったような盗難を助長するといったことは望んでいません。
また場合によっては、盗品と知らずにそのアイテムを買った購入者が罰せられることもあります。
これは、私たちが直面している困難な問題の1つです。
私たちはこの問題を真剣に受け止めており、その対応について皆様からのフィードバックを真摯に受け止めて改善に取り組んでいます。
ポリシーの改正_①警察の報告書の扱い
フィードバックから得られたことを基に、ポリシーの調整やその執行についてついに新たに2つの改定を決定しました。
1つ目は、警察の盗難報告書の使用方法を拡大することです。
これまでは闘争が悪化したときにのみ警察の報告書を使用していましたが、今後はすべてに対して盗難報告書の確認を進めていきます。
今後の報告書については、7 日以内に警察からの報告書の確認がなかった場合、報告されたアイテムの売買を再度有効にします。
この変更は、虚偽の報告を防ぐために役立ちます。
これは今回の問題解決にとって良い第一歩となり、コミュニティからの意見に感謝しています。
ポリシーの改正_②取引プロセスの簡略化
2つ目に、盗難アイテムの報告をしたユーザーがアイテムを回収したり、報告を撤回する必要があると判断したりしたときのために、アイテムの取引の再開を容易にしました。
例えば、取引において公証人を必要としなくてもよいといったような簡素的なプロセスの導入についての詳細決定が完了しています。
長期的にみて私たちが主にフォーカスしなければいけないことは、現状存在している問題を根本から解決するソリューションを見つけることです。
疑わしいURLを早期にブロックするなど、危険性のあるものや盗難の検出をより自動化する取り組みがすでに進行中です。
さらに、私たちはエコシステムパートナーと緊密に協力して盗難を防止し、ユーザーがweb3で安全を維持するためのより良い教育リソースを構築しています。
OpenSeaからユーザーに対する深い感謝
MetaMaskは、ユーザーが何にサインしているのかをユーザー自身に認識させるためにすでに働きかけています。
ツイート:https://twitter.com/wallet_guard/status/1552329047836966915
私たちは、ユーザーがプラットフォームを安全に使えることを非常に重視しています。
盗品の販売を許可し、盗品で運営することは、健全なエコシステムであるとは言えません。
私たちをここに連れてきた人々からの信頼の欠如でもありません。
プラットフォームをより良くしていくためにするべきことは、状況を共有してユーザーの声に耳を傾けることから始まります。
私たちは共有と傾聴の両方の改善に取り組んでいます。
ユーザーなしでは私たちは成立しません。
ユーザーからのフィードバック、根気、情熱に感謝しております。
今後も私たちからの発信をお待ちください。
OpenSeaツイッター:https://twitter.com/opensea
OpenSea関連記事:
参照元:NFT Media