エティハド航空が初のNFTコレクション「EY-Zero1」を発表
アラブ首長国連邦のアブダビに本拠を置くエティハド航空は、初のNFTコレクションを発表しました。
今回は、エティハド航空が設立された年である2003年を象徴するモデルの限定グッズが、UAE時間の7月21日午後6時に発売されることになっています。
「EY-Zero1」コレクションと購入者特典について
「EY-Zero1」と呼ばれるこのコレクションには、10種類の3D航空機のモデルがあり、それぞれに異なるエティハドボーイング787ドリームライナーの塗装が施されています。
エティハド航空のNFTの購入者には、マイレージメンバーシップのエティハドゲストにて、シルバーティアのステータスが1年間付与される他、限定10人のNFT保有者を対象に航空券が授与される特典となっています。
エティハド航空グループCEO トニー・ダグラス氏による発表
エティハド航空グループのCEOトニー・ダグラス氏は発表で、初のNFTコレクションである「EY-Zero1」を発表できたことの嬉しさを話しました。
同時に、このプロジェクトは単にコレクター、航空ファン、旅行者にユニークなアート作品を提供するだけではなく、エティハド航空を利用した実際の旅行と普段の生活の両方にメリットを提供するものであることを述べました。
また、NFTやメタバースのテクノロジーはデジタル経済に革命をもたらしており、お客様にさらなるユーティリティを提供することを追い求めて、航空会社として初めてNFTを導入した取り組みを始めたことを誇りに思っていると述べました。
NFTの販売についての詳細
エティハド航空は、7月16日までにエティハド航空「EY-Zero1」特設サイトにて事前登録した人に20個のNFTを提供すると発表しました。
各NFTの価格は349ドル+税(約5万円)で、販売期間はUAE時間の8月18日午後6時までとなっています。
環境への配慮
「EY-Zero1」はPolygonブロックチェーンでミントされる予定であり、エティハド航空はNFTの二酸化炭素排出量を追跡するためにAerial.isと提携していることも発表しました。
プロジェクトの二酸化炭素排出量全体を相殺することに加えて、コレクションのすべての収益を持続可能な航空燃料の購入に割り当てると述べました。
エティハド航空初のNFTコレクション:
エティハド航空EY-Zero1特設サイト:
https://www.etihad.com/en/campaigns/zero1
参照元:NFT Media