国内の話題NFTプロジェクト8選~AZITOやMetaSamurai、CNPなど~
Murakami.Flowers Official
HP:https://murakamiflowers.kaikaikiki.com/
Twitter:https://twitter.com/MFTMKKUS
リリース時期:2022年春
発起人:村上 隆氏
「Murakami.Flowers Official」は、世界的著名現代アーティストの村上隆氏が手掛ける自身初となるNFTアートプロジェクトです。お馴染みのフラワーモチーフ「Murakami.flowers」をドット絵で表現したNFTアートとなっています。仏教における煩悩の数は108個だと言われていますが、それが今回の作品のキーワードにもなっており、背景108個×フラワー108個の合計11,664個のNFTアートを順次販売予定です。2022年3⽉29⽇よりリリースが開始された「Murakami.Flowers Official」は、最初の108個が揃った4月7日にオークションがスタートしました。
4月の一般購入者向けに行われた抽選では、当選者のみ0.108ETHで購入することが出来たのですが、6751個のNFT販売に対して、なんと490万件もの応募が寄せられたそうです。ミント時の価格はパブリックミントが0.108 ETHで、ホワイトリスト先行販売では0.0727 ETHとなっています。ちなみに、この記事を執筆している2022年7月19日時点で、価格は6.4ETHまで高騰しており、非常に人気の高いNFTアートと言えるでしょう。
新星ギャルバース(Shinsei Galverse)
HP:https://www.galverse.art/
Twitter:https://twitter.com/galverseNFT
リリース時期:2022年4月14日
発起人:大平彩華氏、草野絵美氏
「新星ギャルバース」は、NFTマーケットプレイス「OpneSea」内での取引高で全世界一位を獲得したコレクタブルNFTコレクションです。本NFTコレクションは、2名の女性アーティストによって製作されており、「1980〜90年代の少女マンガ」がコンセプトとなっており、将来的にはアニメ化を目指しています。
日本のアニメやマンガ風のタッチは、国内外問わずNFT界では一種のトレンドとなっていることもあり、「新星ギャルバース」は世界中のNFTコレクターから大きな注目を集めました。昔のテレビアニメと同じ画角の4:3で制作されたNFTアートは全部で8,888種類あり、アルゴリズムや数学的手法などから生まれる偶然性を取り入れて作られる「ジェネラティブNFT」として制作されています。
ミント時の価格は0.07ETHで、当時のレートでは27,000円ほどでした。最高取引高は0.5ETH で、リリースから3か月ほどが経った2022年7月19日現在では、0.2ETHと好調に推移しています。
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CryptoNinja Partners(CNP)
HP:https://www.ninja-dao.com/cnp
Twitter:https://twitter.com/CryptoNinja_NFT
リリース時期:2022年5月
発起人: Ninja DAO
「CryptoNinja Partners」通称「CNP」は、忍者がモチーフとなったキャラクターのNFTコレクションです。「CryptoNinja」というNFTコレクションの二次創作アートとなっています。
「CNP」は、「CryptoNinja」のコミュニティであるNinja DAO内で誕生したプロジェクトで、2022年5月15日よりプレセールで販売がスタートしました。国内はもちろんのこと、海外でもかなり人気の高いNFTプロジェクトです。「CNP」ホルダーには、リリース予定作品の優先購入権や、限定のコミュニティに参加できるなどの特典も用意されています。
ミント時の価格は0.001ETHと非常にリーズナブルで、当時のレートだと日本円にして300円ほどでした。OpenSea内で販売されているNFTプロジェクトと比較すると、かなり低価格で販売されていたことから、NFT初心者が買いやすいコレクションとしても大きな話題となった「CNP」ですが、2022年7月19日現在ではフロア価格が0.4ETHまで高騰しています。
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MetaSamurai
HP:https://www.metasamurai.world/
Twitter:https://twitter.com/1block_official
リリース時期:2022年6月
運営会社:1SEC株式会社
「MetaSamurai」とは、ロサンゼルスと東京を拠点に活動するWeb3クリエイティブスタジオの1SEC株式会社が運営する、3Dアバターの NFTコレクションです。コレクションの数は全部で3,333体となっており、2022年6月17日よりミントが開始されました。ミント時の価格は、プレセール時が0.05ETH、パブリックセール時が0.07ETHでしたが、現在ではフロア価格が0.2ETHまで高騰しています。
ファッションブランド「COACH」とのコラボや、今後はアニメ「ルパン三世」の原点でもある若き日のルパンたちを描いた「LUPIN THE ⅢRD」シリーズとのコラボも発表されており、今後も大きな盛り上がりが期待できそうです。OpenSeaのコレクション部門では、過去24時間の取扱高ランキングで全世界7位にも入った実績があり、リリースからはまだ約1カ月ほどしか経っていませんが、多くのファンを虜にしています。これからの展開に目が離せないNFTコレクションです。
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Neo Tokyo Punks NFT
HP:https://www.neotokyopunks.com/
Twitter:https://twitter.com/NTP_NFTofficial
発起人:NIKO24氏
「Neo Tokyo Punks NFT」は、イラストレーターのNIKO24氏が描いた「東京」と「サイバーパンク」がテーマのNFTプロジェクトです。SNSなどにアイコンを設定している人も多いので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。こちらのプロジェクトチームは、NIKO24氏を含む6名で構成されています。パブリックセールでは、1,000個がたった2分で完売するなど、注目を集めていました。「Neo Tokyo Punks NFT」は自動生成のジェネラティブNFTで作られており、合計2,222体のNFTが生成されています。
ホワイトリスト先行販売では0.03ETH、パブリックセールでは0.05ETHで発売されました。2022年7月19日現在は、OpenSeaにてフロア価格が0.9 ETHとなっています。作り込まれたストーリーの奥深さや、コミュニティの充実度が、海外からも大きな注目を集めており、今後も価値の上昇が見込まれるNFTコレクションのひとつです。
MEGAMI
HP:https://www.megami.io/
Twitter:https://twitter.com/MEGAMINFT/
リリース時期:2022年7月
発起人:さいとうなおき氏
『MEGAMI』は、株式会社アリヲリが運営母体となっているNFTプロジェクトです。
ポケモンカードなどのイラストを担当しているイラストレーターのさいとうなおき氏がNFTプロジェクトの中心メンバーとなっています。タイトルの通り女神をモチーフとした10000体のジェネラティブNFTが販売されています。
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AZITO
Twitter:https://twitter.com/AZITOofficial
リリース時期:2022年8月
発起人:深野崇氏
AZITOは、世界中のクリエイターと共創によって、自律発展するメタバースを開発するを目指すNFTプロジェクトです。「Talk to Earn」として、ユーザーがメタバース内で一緒に活動し関係性を深めることを目指しています。AZITOではその名の通り、2022年8月28日に販売開始されたユーザー同士が会話する施設であるアジトがついてくるNFTを購入することから始まります。ユーザーはアジトの中で会話して独自トークンを稼ぐのはもちろん、土地を探索したり共同でクエストを達成したりなどゲーム的な要素を楽しむことも可能です。
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META KAWAII
HP:https://metakawaii.jp/
Twitter:https://twitter.com/meta_kawai
リリース時期:2022年8月
発起人:メタカワイ氏
META KAWAIIは、Web3時代の新しいファッションブランドを目指すNFTプロジェクトです。
販売されているものはすべて「META KAWAII」というコンセプトのもとに設計されており、現実世界の制約に縛られることなく、メタバース上だからこそ表現できる可愛さを表現しているのが特徴です。
他のプロジェクトとは違って、画像だけでなく動画としての役割も果たすのがポイントとなっており、画像としてプロフィール写真に活用するのもいいですが、動画としての活用法も考えられます。
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最後に
今回は国内発のNFTプロジェクト5つについて、詳しくご紹介いたしました。
日本発の話題のNFTコレクションには、デジタルアーティストだけでなく、現代美術家のコンセプティブなアートや、日本のアニメやマンガ風のタッチが取り入れられたものなど、様々な特色が見られます。海外に比べると、まだまだ盛り上がりに欠けているとも言われていますが、国内のクリプトアーティストが世界へ向けて様々なNFTプロジェクトを発信し、大きな評価を獲得している事例もあります。今後も国内発のNFTプロジェクトは増え、更なる盛り上がりを見せてくれることでしょう。
参照元:NFT Media