ロシア・プーチン大統領「デジタル資産の決済利用を禁止する法案」に署名
ロシアのプーチン大統領がデジタル資産の決済利用を禁止する法案に署名したことがロシア下院議会「Duma」が公開している資料で明らかになりました。ロシアでは以前から仮想通貨を決済利用することが禁止されていましたが、今回の法案ではデジタル証券やユーティリティトークンも支払いに利用できないことが定められています。
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デジタル証券などの決済利用も禁止
ロシアのプーチン大統領がデジタル資産の決済利用を禁止する法案に署名したことがロシア下院議会「Duma」が公開している資料で明らかになりました。
ロシアでは以前から仮想通貨を決済利用することが禁止されていましたが、今回の法案ではデジタル証券やユーティリティトークンも支払いに利用できないことが定められています。
今回プーチン大統領が署名した法案は「銀行と銀行活動に関する既存の連邦法の特定の部分を停止する法案」であり、2022年6月7日時点の初期草案では「ロシア連邦の領土に他の通貨単位や通貨代替物を導入することの禁止」が明記されていました。
2022年6月8日に下院議長からの承認を得た同法案は、その後修正などの検討を経て2022年7月8日に議会の上部機関である連邦内閣に承認され、2022年7月14日にプーチン大統領からの署名を得たと報告されています。
プーチン大統領は2020年7月末に暗号資産の決済利用を禁止することなどを記した「デジタル金融資産関連法」という法案に署名していましたが、この際にはトークン・マイニングなどといった暗号資産に関連する複数の項目が除外されたことが報告されており、現在は「仮想通貨マイナーの活動規制などに関連する法案」と「デジタル資産関連企業に情報開示などの要件を提案する内容を含んだ法案」が検討されていることが報告されています。
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