音源の独占的商用利用を認めた世界最先端の音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」始動
音楽をより自由に、“楽曲所有”の新しいカタチを目指す5月27日(金)AM10:00時より音源30曲のオークション販売を段階的に開始 https://abcrecords.inc
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この記事では、藤原ヒロシと音楽プロデューサーチームALLeが、協働プロジェクトとして世界最先端の音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」を5月26日(木)に立ち上げたことをお知らせします。以下、プレスリリース詳細を掲載しております。
そもそもNFTって何?を最速で知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
藤原ヒロシと音楽プロデューサーチームALLeは、協働プロジェクトとして世界最先端の音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」を5月26日(木)に立ち上げます。オープン時において、専用ECサイトでは、藤原ヒロシ自らがプロデュース・制作した音源の所有権、さらには独占的商用利用権を販売。NFTのブロックチェーン技術を音楽ライセンスビジネスに活用することで、リスナーとアーティストの垣根を超えて自由に音楽が楽しめる革新的なプロジェクトです。
プロジェクト始動背景
現状の音楽ビジネスでは、固定された原盤を前提として、ライセンスが集中的に管理されているため、既存音源を私的な目的で配信したり、商用利用したりするには都度原盤ホルダー等からの許諾が必要となり、サンプリングやミックスなどの二次創作活動が制約されているのが実情です。発起人である藤原ヒロシは、自身がDJとしてあらゆる音楽をミックスして表現してきたからこそ、そんな実世界と音楽ビジネスの構造との間にある不自由さを解決したいとの想いから、このプロジェクトを発足しました。
また、現状のビジネスモデルでは転売によって作品の価値や金額が上がった場合も、それが元のアーティストに還元されることはありませんでした。今回始動する音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」では、購入した音源を所定のNFTマーケットで転売した際、ブロックチェーン技術により一部の金額がロイヤリティとして元のアーティストに還元される仕組みを採用。これにより、作品の価値に合わせてアーティストにも収益が入り、創作活動を持続的にサポートすることができる新しいビジネスモデルを構築しました。
「ABCRECORDS」の誕生によって、リスナーによる二次創作(ある種の海賊版)を肯定し、アーティストとリスナーがコミュニティとして繋がっていく世界を目指していきます。
- 音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」の3つの特徴
1, ブロックチェーン技術の音楽ライセンスビジネスへの転用
デジタルデータに対する取引履歴を鎖のように繋げて記録することで、改ざんを防ぎ、唯一無二性を担保するブロックチェーン。「ABCRECORDS」は、この技術を音源の権利(ライセンス処理)に活用することで、楽曲の独占的商用利用権のオーナーシップを保証する試みです。コレクションや投機的な目的で購入されるデジタルグッズとしてのNFT作品が大量に普及している中、作品の独占的商用利用権に対してブロックチェーン技術を活用する世界最先端の試みです。
2, 音源の商用利用権付与へのトライ
ブロックチェーン技術によって利用権が付与された音源を購入した人は、視聴に加え、SNSでの配信利用や商用利用も可能になります。既存音源はこれまで、私的な目的で配信したり、商用利用したりするには都度原盤ホルダー等からの許諾が必要でしたが、「ABCRECORDS」で購入した音源に関しては、個別の利用申請だけで商用利用が可能になります。
<商業利用の具体的な例>
● 購入音源の配信が可能
● 購入音源のCD化が可能(申請により販売も可能)
● 購入音源のリミックスやサンプリングが可能かつ、その音源の配信・CD化・販売が可能
● 購入音源を所定のNFTマーケットで転売し利益を得ることが可能
● 自身のYoutubeチャンネル配信動画にてBGMに音源を使用することが可能
3, アーティストへのロイヤリティ還元
音楽に関わらず、現状のビジネスモデルでは転売によって作品の価値や金額が上がった場合も、それが元のアーティストに還元されることはありませんでした。しかし、「ABCRECORDS」では購入した音源を所定のNFTマーケットで転売した際、ブロックチェーン技術により一部の金額がロイヤリティとして元のアーティストに還元される仕組みを採用。これにより、作品の価値に合わせてアーティストにも収益が入り、創作活動を持続的にサポートすることができます。
- 今後の展望
新しい音楽ビジネスの市場を形成
音源購入後、視聴だけでなく、二次創作を推進することで、アーティストとリスナーの垣根を超えた新たな音楽の市場が形成される可能性があります。「ABCRECORDS」は元となる音源とそれを題材にした二次的音源によって人々が有機的につながることで、新たな音楽コミュニティが形成されていくことを目指します。
<今後の展開スケジュール>
ABCRECORDSは音楽とテクノロジーを通じてアーティストとファンのエンゲージメントを高める新しいコミュニティ運営を今後も展開していく予定です。AI技術を活用した音楽生成、国内外アーティストの参加および藤原ヒロシ氏とのコラボレーションなど、様々なプロジェクトを計画しています。
- 発起人・藤原ヒロシ プロフィール
プロフィール
80年代よりクラブDJを始め、85年TINNIE PUNXを高木完とともに結成し、日本のヒップホップ黎明期にダイナミックに活動。90年代からは音楽プロデュース、作曲家、アレンジャーとして活動の幅を広げる。‘11年より真心ブラザースの倉持陽一とともにAOEQを結成し、その後猪野秀史、OKAMOTO'S、ユナ&ユウキ(CHAI)、渡辺シュンスケ(シュローダーヘッズ)、三浦淳悟(ペトロールズ)、番長(ワンダフルボーイズ)などのミュージシャンと新たなバンドスタイルでの演奏活動を継続的に行っている。2018年夏よりBSフジにてサカナクション山口一郎とともに音楽・アート・ファッション・カルチャーにまつわる不定期トーク番組「FUJI-YAMA / Mid Night Fishing」を担当している。またワールドワイドなストリートカルチャーの牽引者としての顔も持ち、ファッションの分野でも若者に絶大な影響力を持つ。photo by JORGEN AXELVALL
- 音楽NFTマーケット「ABCRECORDS」概要
「ABCRECORDS」の名前に込めた思い
レーベルの名称に含まれている「ABC(=Authorized Bootleg Community)」は「承認された海賊版のコミュニティ」という意味を持ちます。この名前には、作られた音楽を聴いて終わるのではなく、リスナーが独自にミックスしたりマッシュアップしたりすることで新しい表現が生まれていくことこそが音楽カルチャーの素晴らしさだと考える藤原ヒロシの哲学が込められています。
「ABCRECORDS」とは
藤原ヒロシと音楽プロデューサーチームであるALLeによる協働プロジェクトとして立ち上がった世界最先端を行く音楽NFTサービス。オープン時において、専用のECサイトでは、藤原ヒロシ自らがプロデュース・制作した音源がNFT作品として販売される。購入者は、本サービスでNFT作品を購入することにより、音源の独占的商用利用権を保有することができ、また転売を行うことができる。NFTのブロックチェーン技術を音楽ライセンスビジネスに活用することで、リスナーとアーティストの垣根を超えて自由に音楽が楽しめる革新的なプロジェクト。
概要
● 音楽NFTマーケット名:ABCRECORDS
● マーケット開始日:2022年5月27日(金)AM10:00~
● 専用サイト:https://abcrecords.inc
● 販売音源数:30曲を予定
● 販売スケジュール
ENJOY #1~#10:5/27(金) 10:00 ~ 5/28(土)10:00
CARS #1~#10:5/28(土) 10:00 ~ 5/29(日)10:00
B&W #1~#10:5/29(日) 10:00 ~ 5/30(月)10:00
● 利用方法:サイトにアクセスし、イーサリアムで購入。購入したNFT作品を自分のWalletに引き出すことで利用が可能になる。
※利用方法の詳細は、こちらのブログでご確認ください。
https://note.com/_abcrecords/n/n9e4cccc53d29
● 留意事項:
①ABCRECORDSで音源を購入するには、暗号資産イーサリアムのウォレットが必要
②購入した音源を商用利用するには別途申請が必要
③購入した音源の配信利用(一定の商用利用)はABCRECORDSが委任を受けて行う
④購入後、音源データに加え、ABCRECORDSのロゴ素材とジャケットアートワークの画像データがダウンロード可能
企業情報
企業名 | ABCRECORDS運営事務局 |
代表者名 | 藤原ヒロシ、ALLe |
業種 | サービス業 |
毎週末には、1週間のプレスリリース情報をまとめた記事も投稿していますので、主要なNFTニュースのみを知りたい方はぜひご覧ください。
参照元:NFT Media