【NFT×不動産】不動産業界におけるNFT活用事例5選

昨今、大注目されているNFT。

契約書の作成や契約手続きなどの複雑な取引が多く、大きな労力を必要とする不動産取引。

NFTを活用することで不動産の手続きの省略が期待されます。また、NFTを担保にした仮想通貨のローンサービスも存在します。

そこでこの記事では、不動産業界におけるNFT活用事例5選をご紹介します。

不動産業界におけるNFT活用事例5選

NOT A HOTEL

NOT A HOTEL

引用:NOT A HOTEL を1日単位で利用可能なNFTを販売

会社名:NOT A HOTEL株式会社

HP:https://nft.notahotel.com/ja

公式Twitter:https://twitter.com/notahotel_inc

リリース時期:2022年6月

発売予定日:2022年8月2日(火)12:00

NOT A HOTELは、不動産業界において全く新しい「別荘をシェア購入」できるサービスを昨年ローンチ後、総額30億円を超える販売を行い、2022年6月には1日単位でNOT A HOTELを利用できるメンバーシップNFTの販売開始を発表し注目を集めています。

NOT A HOTEL メンバーシップのNFTは、一時的な宿泊を伴う利用権でなく、毎年旅をする権利は建物の耐久年数と同じく47年間続きます。建物の寿命と同じ期間利用し続けることができ、その権利をNFTで保有することが可能です。また、二次流通で売買したり、第三者へプレゼントをすることも可能です。

■販売価格(ETH価格は直近価格に応じて決定)
MEMBERSHIP S: 125万円
MEMBERSHIP X: 475万円 

Zweispace(ツバイスペース)

引用:Zweispace

会社名:株式会社ZWEISPACE JAPAN

HP:https://zweispace.co.jp/

リリース時期:2022年1月

ツバイスペースは、AI・ロボットの力で不動産業界をより豊かに最先端産業に導くことをミッションとしており、各種ブロックチェーン関連の特許に加え、スマートコントラクト関連特許、地震関連ソリューション、ロボット建築士関連などのAI特許も取得し、世界のブロックチェーン・AI業界の基盤づくりに貢献しています。

今回は、自社のブロックチェーンZweichain(ツバイチェーン)を利用し、不動産ベースのNFTの制作と販売を開始しました。メタバースの不動産業で、バーチャル空間のコワーキングスペース、アパレルショップの賃貸から開業、アパレルフロアでは、コロナ禍にもメタバースで試着が可能。

ツバイスペースの特許を利用し、現物不動産とメタバース上とのブロックチェーンを使った不動産取引を行い、メタバースでの商業不動産の賃貸管理業務を開始します。その第一弾としてコワーキングスペース、アパレル、ファッションビル利用のプロジェクトを開始します。

Propy

引用:Propy

会社名:Propy

HP:https://propy.com/browse/

リリース時期:2021年5月

Propyはイーサリアムのブロックチェーンを介して1,000件以上の不動産の所有権移転を促進しており、それらの取引は合計金額で10億ドル以上に相当します。

2021年6月、ウクライナのキエフにあるワンベッドルームの近代的な新築アパートメントが、不動産NFTのPropyオークションが.NETで完了しました。最終的な価格は36ETH、当時のレートで約93,000ドルでした。

NFTによる不動産購入は、購入の記録を変更不可能なブロックチェーン上に置き、所有権を示す法的文書へのアクセスを可能にします。これにより、買い手はコストを削減し、購入のプロセスが短時間で簡単になるため、わずか数分で物件を購入することができます。

また、このテクノロジーは、不動産所有者や仲介業者に向けて販売されることになっており、Propyは不動産NFT化サービスの一環として、フロリダ州にある2つの住宅用物件をオークションにかける予定です。

Ouchi Finance

引用:https://twitter.com/OuchiFinance/header_photo

会社名:01.foundation

HP:https://ouchi.finance/

リリース時期:2021年9月

Ouchi Financeはデジタルの世界でもみんなの居場所である「オウチ」、すなわちNFT化された不動産あるいはメタバース上の不動産を提供することを目指すサービスです。

これまでの実績として、エジプトのニューカイロに建設中のResidences New Capital の内、2部屋をNFT化して販売しています。

この試みがついに日本上陸、都内の物件をNFT化しました。

都内の区分マンションであるオーベル練馬の一室を担保として受取り、NFT化及び小口化して販売されます。

NFT不動産はOuchi FinanceのガバナンストークンであるOUCHIトークンでのみ購入可能です。

山中湖山荘

引用:株式会社世界との業務提携による不動産NFTに関する取り組み開始に関するお知らせ

会社名:マーチャント・バンカーズ株式会社、株式会社世界

HP:https://mbkworld.co.jp/press/5787/

リリース時期:2021年9月

NFTプラットフォームの開発・販売を行う株式会社世界とマーチャント・バンカーズが提携し、不動産にNFTが活用化されました。

富士山が眺望でき、海外の投資家のニーズも期待できる山中湖山荘の登記簿謄本などをNFT化し、販売されました。

不動産バイアウト&リース事業により、マーチャント・バンカーズが取得するマイホームや他の不動産業者や不動産オーナーから持ち込まれる不動産物件を対象に、不動産NFT事業として、展開される予定です。

最後に

日本では、不動産売買の所有権制度や仕組みが整備されていますが、海外には法制度が整備されていない国もあり、そういった国では、NFTの活躍が期待されています。

また、不動産投資にかかる手数料がかからないので、投資家からも注目されています。

本記事では4つの事例しか紹介できませんでしたが、今後はさまざまな資産にNFTは活用されていくと思います。

当メディアは、NFT界の更なる発展のために、今後も不動産分野のみならず、様々な業界におけるNFTの活用事例を紹介していきます。

他にもスポーツやゲームなどのNFT活用事例の記事もありますので、興味のある方は以下よりご覧ください!

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参照元:NFT Media

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